Year: 2019

中国政府は多くのウイグル人拘束者をカシュガル市からコルラ市に移送している

情報源:https://iuyghur.com/?p=12430 翻訳:Ilik チェック:Yasin https://youtu.be/gGYoeJ5U7cQ 2019年9月17日「war on far」というYouTubeユーザーから「新疆、新しい情報」という名の映像が発表された。最初の一秒で、あるフォルダーからこの動画ファイルが開かれたことから、映像はハッキングによる流出であると、この投稿者は考えている。この映像には300-400人の囚人服を着た拘束者たちが、特警(特級警察)の厳重な警備で列車から降りどこかに移送されている姿が映されている。 囚人服には「カシュガル収容所」と書かれており、またこの映像を撮影したカメラはコルラ市に位置している。 https://twitter.com/Nrg8000/status/1175353408749891584?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1175353408749891584&ref_url=https%3A%2F%2Fiuyghur.com%2F%3Fp%3D12430 ソーシャルメディアにこの映像の分析を投稿したNathan Ruser(ネイサン ルセル)は、映像が2018年コルラ市の西列車駅で撮影されたことを確認した。 映像では、収容者が手錠をかけられ、黒い布で目隠された状態で列車から降り、どこかに移送されている。 以上の情報から、拘束者はカシュガルの収容所から移送されて来た、新しく拘束された人であると考えられる。この映像は中国政府が収容所を隠せないこと、非人道的な虐待をしていることの証明とともに、莫大な人数のウイグル人およびその他のイスラム教徒を拘束することで、刑務所や収容所が満員になり、他の地区に移送していることを示している。

新疆ウイグル自治区(東トルキスタン)における中国の抑圧の報告は「100%真実」:ヨルダンのジャーナリスト

情報源: https://www.rfa.org/english/news/uyghur/reports-09122019172439.html 翻訳:Ilik チェック:Yasin 中国北西部の新疆ウイグル自治区(東トルキスタン)を旅行したヨルダンのジャーナリストは、国際メディアによって発表されているウイグル人をターゲットにした、北京の弾圧政策に関する報告は「100%真実」であると語った。 Nihad Jariri(ニハド ジャリリ)は7月に3週間、新疆ウイグル自治区(東トルキスタン)を訪問して、この地域の生活について「より現実的な視点」を得た。当局は、2017年4月以来、「過激な考えがある」、「政治的に間違っている」という理由で、150万人以上にのぼる莫大な人数のウイグル人およびその他のイスラム教徒を、強制収容所に拘束している。 フリーランスの記者は、支配者である中国共産党に忠誠を誓うウイグル人と役員が組織する政府主催のイベント以外、住民と話すことを妨げられることから、これを避けるために、彼女は観光ビザで旅行した。 北京は当初は強制収容所の存在を否定したが、今年から方針を変え、この施設がウイグル人に職業訓練を提供し、過激化を阻止し、テロから国を守る「寄宿学校」であると説明し始めた。 中国は最近、新疆ウイグル自治区(東トルキスタン)の収容キャンプを見学させるために、2つの訪問ツアーを開催した。1つは外国人ジャーナリストの小グループ、もう1つはロシア、インドネシア、カザフスタン、タイなど非西洋諸国の外交官のグループであり、ツアー中、中国政府の当局者は、虐待や施設の劣悪な状態にあるとする報道は「真っ赤な嘘」と主張した。 しかし、ラジオ・フリー・アジア(RFA)のウイグル語の番組や、その他のメディアによる報道では、強制収容所内の人々は意志に反して拘束され、政治的教化の対象となり、監督者の手で日常的に暴力的な扱いを受け、しばしば過密な施設で貧しい食生活と不衛生な環境に置かれていることが指摘されている。 新疆ウイグル自治区(東トルキスタン)の首都ウルムチに到着したジャリリは、この強制収容所やその他の虐待に関する報告を否定するような体験をしたため、最初の24時間は「衝撃的」だったと語った。 「私の周りの人々の話や、ニュースで読んだものすべてが、完全に真実ではないと思った… このには別の物語があるのかもしれない。」と彼女は語った。 「観光客や初めての訪問者にとって、この問題は最も危険なことである... 生活はとても正常で幸せそうであり、通りはとても広くてきれいで、人々はいつも身なりが良く、それはとても爽やかだった。」 しかし、ジャリリがモスクを訪れて祈りたいと人に尋ねたときに、彼女のその印象はすぐに変わった。 「その時、私は人々が耐えなければならない苦々しさや、演技、苦しさを見ることができた。彼らは沈黙して苦しむ。」と彼女は語った。 ジャリリによれば、彼女がモスクについて尋ねたウイグル人は「緊張していた」、モスクは修理のために閉鎖されているか、一度に数分しか開かれず、入る時間も祈る時間もなかった。 彼女が訪問できそうなモスクを見つけたとき、彼女が通過できるかどうかの確認のため、顔のスキャンと身分証明書の提出、入口の前のチェックポイントの通過を要求された。 「お祈りのエリアは封鎖されていた… 私が祈ることができるかどうか、私の友人が警備員に尋ねとき、その警備員は非常に緊張していた。」と語った彼女は、結局お祈りすることは許されなかった。...

米国上院のウイグル人権政策法案の通過にウイグル人は興奮した

情報源:http://uighurtimes.com/index.php/uighurs-thrilled-at-the-us-senates-passage-of-uyghur-human-rights-policy-act/ ウイグルタイムズ 9月12日投稿 翻訳:Boran チェック: Yasin 数日前、2019年9月11日に、米国上院はマルコ・ルビオ(Marco Rubio)上院議員とボブ・メネンデス(Bob Menendez)上院議員によって提出された超党派法案である「2019年のウイグル人権政策法」が可決された。上院議員は、新疆ウイグル自治区(別名東トルキスタン)における、トルコ系イスラム教徒に対する重大な人権侵害を非難し、中国の内外でこれらの少数民族に対する恣意的な拘禁、拷問、嫌がらせの終了を求める法案を提出した。   法案の可決に拍手を送り、マルコ・ルビオ上院議員は次のように述べた。「100万人以上のウイグル人の『政治的再教育』収容所への収容を含む、中国政府と共産党による、新疆における組織的かつ悪質な人権侵害および人道に対する犯罪に対し、米国が、中国に責任を負わせることは、長い間延期されました。」彼はまた、下院がこの法案を速やかに可決し、大統領の机に送るよう促した。 「今日、上院がこの重要な法案を可決するために行動を起こしたことを嬉しく思います」とメネンデス上院議員は述べた。「この法律は、何百万人ものウイグル人イスラム教徒が不当に投獄され、大量の人が監視状態に置かれ、独裁政権によって強制労働収容所に入れられていることに対し、議会が目をつぶらないことを明らかにしています。トランプ政権は新疆の悲劇的な状況を優先するのはふさわしくないと考えていますが、議会が中国政府と共産党の責任ある高官を、人権の重大な違反と人道に対する罪の責任を負わせるために、必要な措置を講じていることを見られてうれしいです。」 世界中のウイグル人は、米国上院によるウイグル人権政策法案の通過を歓迎した。ワシントンD.C.に本拠を置くウイグル人活動家・学者であるTahir Imin氏は、上院議員とアメリカ国民に感謝のツイートをした。   この法案は主に、300万人以上のウイグル人やその他のイスラム教徒に対する、大規模な抑留を含む中国政府の新疆ウイグル自治区(東トルキスタン)における恐ろしい人権侵害及び、米国市民・永住者(LPR)(ウイグル人を含む)やアメリカの国土に対する、北京の脅迫や嫌がらせに対処するためのものである。   この法案はまた、この問題に対し、米国に高い関心度を求めると共に、グローバルマグニツキーや関連する制裁の適用、フランク・R・ウルフ国際宗教自由法の完全な実施、商務省の輸出規制、エンドユーザーの制限及び、米国市民・永住者が説明責任を求めて、行方不明または拘束された家族に関する情報を提供できる、自発的なデータベースの確立等を促している。   参考: https://www.rubio.senate.gov/public/index.cfm/press-releases?id=15D25438-2A33-42C6-BAA7-419A805F40C2 https://www.rubio.senate.gov/public/_cache/files/99fabecb-6144-4736-b144-c909da49e292/230FC485E5EAF3EB3242A5F64B4A2479.dav19069.pdf...

アルバニア人教授兼ジャーナリスト:ウイグル 「再教育センター」を訪問後にショック

出自:https://stimme-de.de/2019/08/26/3944/ 翻訳:Iletmish チェック:Yasin アルバニア人の教授兼ジャーナリストのOlsi Jazexhi氏は、中国当局に許可されウイグルを訪問した後に、こう述べている。そこの施設は集中キャンプと呼ばざるを得ない。詳細は以下のとおり。   中国の友人の皆様、申し訳ございません。私をゲストとして迎えて頂き、今回は御馳走様でした。しかし、そこの施設は集中キャンプと呼ばなければなりません。現場に行って自分の目で確かめるまでは、ウイグル人に関するニュースはいずれも捏造だと信じてきました。しかし自分で確認すると、その様子に驚きはてて、倒れそうになりました。 私は事実を自分の目で確かめて、欧米のメディアのウイグル人弾圧に関するニュースは捏造であることを暴きたいという気持ちで、ウイグルに向かいました。ところが、いわゆる職業訓練センターを訪れたとき、目撃したのはウイグル人に対する、驚くほど大規模な犯罪でした。 漢人が実権を持つウイグル自治区当局が行っているのは、ウイグル人とイスラームに対し、宣戦したことと同じです。私が訪れた何か所かのモスクは、恐怖に溢れた雰囲気でした。トルコ人の同僚と、カシュガルのバザールで何人かのウイグル人と話していたところを、同行の漢人に見られました。漢人が寄って来たら、そのウイグル人たちはすぐ逃げてしまいました。連れて行かれたモスクはがら空きで、集団礼拝は他の信者さんを呼んできて一緒に祈るよう頼むしかありませんでした。 アクスにある職業訓練センターにいる若者たちは、一、二年ぐらい拘束されたと言います。拘束された理由は、政府の許可なしにクルアーンを読んだこと、一日に五回祈ったこと、インターネットで宗教関連の情報を調べたことなどでした。センターの関係者は「この人たちは過激思想に染まった人、テロリスト」だと紹介しました。 今回同行のインド人はヒンドゥー教徒で、私と同様、驚いたと言います。確かにインドのイスラーム教徒とヒンドゥー教徒の仲は良くないのですが、中国のように大規模な差別は見たことが無いそうです。これらの「職業訓練センター」は、イギリスの作家ジョージ・オーウェルの小説『1984』で描かれていたものそのものです。21世紀に、このような政府があることが信じられません。北朝鮮もここまでやっていません。この時から、私は中国と決別しました。 トルコ、インド、アフガニスタン、バングラデッシュからの同行者も、みんな驚いていました。中国人の同行者は私に感想を聞きました。「これは酷い。ウイグル人を集団で侮辱しています。これは実際には、中国自身を傷つけているのです!ユーゴスラビア連邦共和国のスロボダン・ミロシェヴィッチのやり方と同じだ。」と私は答えました。 そこに拘束された人は、まず自分の「罪」、「クルアーンを読んだ」、「礼拝した」と認め、改心を強いられます。ウイグル人で、アッラーを信仰し、礼拝していれば、まずそういう「罪」認めなければなりません。そして「トレーニング」つまり洗脳を受けなければなりません。 彼らは刑務所に行くか、そうでなければ中国当局に洗脳されマルクス主義を信じる馬鹿になるかの、どちらかを選択しなければならなりません。センターに拘束された一人は「私はアッラーのことなど信じない、マルクス主義を信じる」と言います。マルクスの著作を読んだことがあるかと聞いたら、「無い」との答えでした。アクス市にある集中キャンプの状況はより深刻です。砂漠に建てられたこの施設は、「許されざる」テロリストのためであり、ほとんどは若い人でした。 今のウイグル人の境遇は、ミロシェヴィッチ政権のユーゴスラビア連邦共和国と同じだと考えられます。ウイグル人は中国による支配に反対していることも知っています。中国はウイグル人に「飴と鞭」政策を用いており、民族アイデンティティとイスラーム信仰を放棄すれば、良い生活ができます。そうでなければ、集中キャンプに収容されます。 ある当局者は私たちに、「このような集中キャンプはウイグル全土で68か所ある」と教えてくれました。アクス市にあるそのキャンプは、状況がまだましであると考えられ、私たちの訪問の対象として選ばれたのでしょう。つまり、他のキャンプの状況は、どれだけ深刻か推して知るべしです。 多くの(海外にいる)ウイグル人は私に連絡し、家族の行方を尋ねるよう頼んできました。申し訳ございませんが、それは、私には出来ませんでした。私たちの訪問は事前に手配されたものなので、自由に行動することは出来ませんでした。カシュガルで取材を受けてくれた人は、事前に用意され、何を言うのかまで決められてから、取材を受けさせたと思われます。現地の人は、みんな私たちを避けて、会話をしないようにしていることからも、その人達の恐怖がどれほどのものか、容易く想像できます。 訪問の最終日の前日、中国の当局者は怒り出しました。 李という当局者は脅しの口調で、私の同僚に言っていました。「国に戻ってから、ネガティブな記事は書かないほうが良いです。そういうものは認めません。」同僚は了解し、私は断りました。そもそも私は「ウイグル人に関するニュースは、いずれも欧米メディアによる捏造」ということを証明するために、中国の味方をするために来ました。しかしここで起きていることに、とても驚きました。あなたたちは悪の道を、ここまで走り続けていることが不思議です。 当局者は「こちらから無料のトレーニングと食事の提供をしているのだから、ありがたいことではないか。」と反発しました。収容された人数については「中にいる人は、言われているような100万ではない。精々50万人程度ではないか。」とも述べました。平気で50万人という人数を口にしたその人に、私は言葉を失いました。...

ウイグルと中国に関する週刊ニュース – 8月26日

まとめ:Boran チェック:Yasin ウイグルタイムズJP; 8月26日投稿 1. 在日ウイグル人襲う悲劇=「獄死」返されない遺体-収容拡大、家族と連絡取れず  21世紀に世界最大の「監獄」になっているウイグルで何が起こっているのだろうか。米国務長官が語る「最悪の人権危機」に直面しているウイグル人に、どのような運命が待っているだろうか。次々と「強制収容所」に入れられ、中から遺体ででている人も少なくない。これについて、在日ウイグル人の悲劇な証言を聞いてみよう。 全文:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190825-00000017-jij-cn,2019年8月25日。 https://www.jiji.com/jc/article?k=2019082400413&g=int 2019年8月25日。 2. ウイグル弾圧の手を緩める中国に騙されてはいけない 米国の非難を受け、中国はウイグルに対し弾圧の手を緩めているのか。 全文:https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/57191,2019年8月1日。 3. ウイグル旅行者が持たされる監視アプリ「蜂采」とは ウイグルに入る旅行者のスマホを起動させ、インストールを要求する「蜂采」というアプリは一体何だろう。 全文:https://mainichi.jp/premier/business/articles/20190723/biz/00m/020/007000c?inb=ys,2019年7月27日。 4. ウイグル族が強制収容を証言「満足な食事ない」 ウルムチ暴動10年 東京で集会 「強制収容所」を巡るウイグル人証言集会が東京で開かれた。 全文: https://mainichi.jp/articles/20190706/k00/00m/030/238000c?inb=ys,2019年7月6日。

中国政府の巨大な「再教育」キャンプに収容された女性は、彼女らに何が行われたかについて衝撃的なことを語った。

翻訳者:Ilik 編集者:Yasin 中国政府は、政治的および宗教的な囚人を収容する、巨大な「再教育」キャンプに収容されている女性を、強制的に不妊にさせた。1年以上拘束されていた54歳の元拘留者であるGulbahar Jalilovaは、フランスのテレビに、新疆(東トルキスタン)の「再教育」キャンプで、医師からある薬物を繰り返し注射されたことを語った。「ドアの小さな開口部から腕を出さなければならない。注射をされた後、もう生理が来ないことに気づいた。」また、彼女と他の50人の女性は、小さな監房に詰め込まれたことも語った。 最近アムネスティ国際会議で、30歳のMehrigul Tursunは、知らないうちに不妊にされたと同様のことを語った。彼女は、2017年に収容されている間に薬物を投与され、「約1週間だるく、記憶を失い、憂鬱であった。」 数ヶ月後、彼女は精神疾患との診断で釈放され、現在は米国に住んでいる。米国で診察した医師は、彼女が不妊になっていると告げた。 この二人の女性はウイグル人イスラム教徒であり、中国政府が「再教育」のために標的にした「少数民族」である。 約100万人のウイグル人が「再教育」という強制収容所に収容されている。過去に収容所に拘束され、現在は西欧の国に住んでいるウイグル人女性は、妊娠後期でも中絶させられたと語った。 強制的で非人道的な人口抑制プログラムで生まれた人を擁護する「人口研究所(PRI)」は、中国の大規模な強制不妊手術を非難した。「現在のウイグル人の人口は、中国の総人口の1%未満である。あらゆる国でこの規模の民族の、自然な人口増加を制限および制御することは、その民族を完全に全滅させ、虐殺することと同じである。」  「したがって、ウイグル人の強制中絶と強制不妊手術という、中国の産児制限政策は、ウイグル人の人口を保証する政策ではない。逆に、政治的、経済的、社会的なすべての手段を制限することによって、彼らを徐々に根絶させている。」  中国政府は、逮捕された人々(告発や有罪判決を受けていない)は、将来過激主義になるリスクがあると述べた。しかし、この国の大規模なプログラムには、国際的な非難、残虐行為と拷問の告発、そして国際法廷からの臓器移植の闇市場という驚くべき発見が集まっている。  6月、ロンドンで特別に開かれた中国法廷は、国家認可の強制的な臓器摘出が大規模に行われていること明確にした。人権、臓器移植、国際関係の専門家を含む米国、英国、マレーシア、イランのメンバーで構成された独立した法廷は、50人の目撃者から聞き取り、過去の膨大な量の証拠を調査した。  実施された手術の数、移植を受ける患者の信じられないほど短い待機期間のリスト、および施設の拡大は、「合理的な疑いを超えて」「強制臓器摘出が中国全体で長年にわたって、かなりの規模で行われている」ことを実証したと報告書は述べた。  しかし、中国政府は、人権侵害に関与していることを一貫して否定している。http://情報源:http://uighurtimes.com/index.php/chinas-sickening-acts-on-female-prisoners-at-re-education-camps/

TikTokアプリを使って収容された家族のことを訴えた中国国内ウイグル人

そのビデーオ https://www.youtube.com/watch?v=IgDPLbTJqZs&t=11s 翻訳者:Iletmish 編集者:Yasin 家族が収容された新疆ウイグル自治区在住のウイグル人は最近、中国の人気ソーシャルメディアTikTok(抖音)を使い、家族の情報を伝え、「再教育キャンプ」の実態を告発している。 イギリスのメディア、ガーディアン(The Guardian)によると、中国国内のウイグル人がソーシャルメディアTikTok(抖音)で、数多くの悲しいBGMや、投稿者の泣き声付きのショートビデオを投稿した。動画では、収容された家族の写真とビデオなどが目立つ。実際に記録された動画は、収容された人々のことを伝える中、中国共産党の伝えている「再教育キャンプ」について、より多くの疑いを生じさせる。 現時点で、新疆ウイグル自治区で100万人以上の「少数民族」が強制収容され、強制労働、洗脳を受けていると報道されている。収容された人々の家族には収容についてわずかな情報しか与えられず、数多くの家庭で行方不明者がいるという、おかしな現象が頻繫に起きている。 TikTok(抖音)は、15秒のショート動画をすぐ撮影、様々なテンプレートで吹き出しを入れる、特殊効果の追加、動画にコメントできることがメリットで、収容者の情報が伝えやすいという。 もう一つの報道では、ウイグル人はこのアプリで収容者のことを世界に伝え、中国共産党によってウイグルに設置された「再教育キャンプ」についてもっと知ってもらいたいということがあるという。 オーストラリアシドニー大学中国現代史の教師デイビッド・ブロフィー(Dr David Brophy)氏は、数多くのTikTok動画が投稿されたのは、ウイグル地域の「治安維持」が緩み、ウイグル人は収容された家族のことをネットで発表できるようになったかもしれない、と述べている。ウイグル人は絶望の中、こういう行動せざる得ないという。そしてウイグル人は、「党国」(党が国を治める)を拒否し、ウイグルの現状にノーを言っていると述べている。 中国側は相変わらず「新疆ウイグル自治区のいわゆる拘束センター、あるいは教育キャンプの実態は『職業訓練センター』だ」と強調し、ジャーナリストの取材も許可している。中国が公表した動画によると、センター内の収容者は教室で授業を受け、歌ったり踊ったりし、仕事している様子だった。 新疆ウイグル自治区主席であるショフレット・ザキル(Shohret Zakir)氏は、2019年7月末に行われた記者会見で「約90%の人が『社会に戻り』、『適切な仕事』を見つけ、『大金を稼いだ』」と述べた。 中国当局の国有メディアのウイグル自治区内行方不明者についての主張について、ウイグル人活動家は完全に否定し、それを証明してほしいと当局に求めている。最近多く投稿された動画は、家族の被害の事実をもって中国当局の宣伝を非難しているという。 ウイグル人活動家は、中国当局の国有メディアのウイグル自治区内行方不明者についての主張に対して、ソーシャルメディアで「私もウイグル人」(#MeTooUyghur)というイベントを行い、真実であれば家族の生きている様子の動画を見せてほしいと訴えている。 今回TikTok動画に対して、ネット上で以下のコメントをした人がいた。「ウイグル在住のウイグル人は危険にさらされることを覚悟したうえで、TikTok動画の形で、収容された家族を救い出すために証言している。短い時間で何十本もの動画が投稿され、その内容を見ると悲しまずにはいられない。」 情報源:https://www.voachinese.com/a/TIKTOK-USE-OF-URGHUR-FAMILIES-20190821/5050188.html

米アップルは中国の検閲機にやりたい放題させていることの責任を負うべきであるか?

ウイグルタイムズ 8月1日投稿 翻訳者:Boran 編集者: Yasin 西側企業は自国内では一般的に、人々の権利及びインターネットへのアクセスの自由に影響を与える可能性がある決定を下す際に、西側の価値観に忠実であり続けるよう努めている。しかし、8億人を超えるインターネットユーザーがいる中国のような収益性の高い市場においては、経済的利益を西側の価値観より優先している。 中国政府は国内でのインターネットを検閲しており、Facebook、Google、Twitter、Instagram、YouTube等、西側で使用されている主要なインターネットサービスに市民がアクセスできないようにしている。中国政府のインターネット検閲のため、多くの市民や外国人旅行者は、政府によって禁止されているサイトやコンテンツにアクセスする手段として、バーチャルプライベートネットワーク(VPNs)を使用している。 この対策として、中国政府は企業に対し、政府規制当局のApp Storeへの登録あるいは機密とみなされるコンテンツの削除を求めている。近年、中国は当局のアクセスを簡便化するため、全てのインターネットおよび通信会社に対し、中国人ユーザーのデータを中国本土に保存する、新しい「データローカリゼーション」法を導入することを強制し、抑圧をさらに強化している。 驚くべきことに、AppleはGoogleやFacebookとは異なり、中国での運営を続けている。彼らは、ユーザーデータを中国にあるサーバーに保存するよう要求した現地の法律を順守した。たとえば2017年後半、Appleは米国上院議員からの質問に対し、ユーザーが検閲やオンラインスパイを回避できる600個以上のVPNsアプリを、中国のApp Storeから削除したことを認めた。しかし、同社は削除したアプリについては情報公開せず、中国政府の要請によりApp Storeから取り除いた他のサービスも明らかにしなかった。 TechCrunchは最近、AppleがApp Storeからアプリを削除するよう中国政府から受け取ったリクエスト数を始めて公開したことを報告した(https://techcrunch.com/2019/07/02/apple-app-government-takedowns/)。最新の透明性レポート(https://www.apple.com/legal/transparency/pdf/requests-2018-H2-en.pdf 18ページを参照)では、Appleは2018年7月1日〜12月31日の間に、App Storeから634個のアプリを削除するという80件の要求を11ヶ国から受け取ったことを述べた。Appleは、削除されたアプリをリストしなかったが、アプリが取り除かれた理由は示した。中国政府は、いわゆる「ギャンブル」および「ポルノ」法に違反していると主張する517個のアプリの削除を求めており、リクエストの大部分を占めている(これは、2017年にブロッキングを認めた600個のVPNsアプリにさらに追加したものである)。これは、Apple社が最新の透明性レポートの数字を公表すると約束してから、1年以上経過してから行われた。 The Telegraphの最近のレポートによると(https://www.telegraph.co.uk/technology/2019/07/03/apple-pulls-hundreds-apps-china-requests-beijing/)、北京はApp Storeの監視において、他の国よりはるかに手間をかけた。中国では517個のアプリが削除されたのに対し、他の国ではわずか117個だった。最新の透明性レポート(https://www.apple.com/legal/transparency/pdf/requests-2018-H2-en.pdf)では、中国政府が、所有者や購入内容などが含まれる、デバイスに関する情報を求める要求が急増していることが明らかになった。中国政府は昨年下半期に、137,595台のAppleのデバイスのデータを要求した。これは上半期6ヶ月の30,764からの急増であるが、Appleは「主に脱税の調査によるものだ」と主張している。 さらに、The Interceptの報告(https://theintercept.com/2019/02/01/apple-apps-china-censorship/)によると、数百のVPNsアプリに加えて、Appleは現在、中国ユーザーがNew York Times、Radio...

Shahit biz でウイグル人の証言

編集者:Palwan, Yasin Abdurahman Memet (阿不都热合曼·买买提、アブドゥラフマン・メメット) 身分証ID: 652101198909171831 (トルファン市) 年齢: 30    性別: 男  拘束理由: 海外との連絡があったため 拘束場所: 拘置所  拘束時間: 2019年07月末   健康状態: 不明 民族: ウイグル    職業: その他    所在地: Turpan(トルファン) リスト:中国政府から被害を受けたジャーナリストまたは国際メディア報告された代表者の例 証言者:Gene A. Bunin 被害者と証人との関係:被害者は友人の叔父 被害について: Abdurahman Memet (阿不都热合曼·买买提、アブドゥラフマン・メメット)はトルファンで"Golden Bridge"...

海外でのウイグル人からの緊急要望

二人の子供の母親であるゼネットグリ・トルスン(Zinnetgul Tursun)氏は 、2019年6月27日にトルコからタジキスタン共和国を通じて中国に強制送還された。現在サウジアラビアに住むゼネットグリの姉が、彼女の送還先である地元のグルジャ市にいる母親に確認したところ、ゼネットグリは到着後すぐに中国当局に連行され、二人の子供は病気で入院したことが発覚した。ゼネットグリは現在行方不明である。我々国外にいるウイグル人は、彼女が中国に強制送還されたことを非常に残念に思うと共に、大きな衝撃を受けた。 • 我々はトルコ政府に対して、ゼネットグリがタジキスタン経由で中国に強制送還された経緯を調査すると共に、ゼネットグリ及び二人の子供を中国当局の不当な暴力から守り、彼女たちの身の安全を確保することを緊急要請する。また、中国政府に対して、早急に彼女たちの状況を確認することを求める。 国外にいるウイグル人はみなゼネットグリと彼女の二人の子供の安全をたいへん憂慮している。彼女と同様に、社会的に極めて脆弱な状況におかれている、トルコ滞在の他の何千ものウイグル人の身の上にも起こり得ることを非常に心配している。トルコに住むウイグル人によれば、最近彼らの多くに「国外退去命令」が出されており、国外退去される脅威を日々感じている。その他大勢のウイグル人が裁判もないまま拘禁されているか、または再び逮捕される可能性のある危険な状況下にある。何ら説明もなしに一時的に逮捕され、トルコ滞在のビザの停止などの条件付きで釈放されるという事件も頻繁に発生している。トルコに滞在しているウイグル人のほとんどは、法的地位を持たない状態にある。彼らのビザの申請は具体的な説明なしに拒否されている。つまり、これらのウイグル人はゼネットグリと同じ状況にあり、逮捕後中国へ強制送還されることを常に心配していなければならないという、人権面で極めて大きな危機に直面している。 我々の要望することは以下の通り。 • トルコ政府、国連、欧州連合、その他の政府および非政府組織に対し、トルコ在住のウイグル人を保護するために緊急行動をとるよう強く要請します。 • 多くのウイグル人がパスポートを保有していないか期限切れのパスポートを保有しているという、中国の差別的なパスポート発給政策に対抗するために、ウイグル人が安全な第三国に定住しようとするプロセスを加速させることを要請します。 • とりわけ中央アジア、東南アジア、中東諸国から、もしくは経由して強制失踪および恣意的拘禁が行われているウイグル人に対し、ヒューマン・ライツ・ウォッチ、アムネスティ・インターナショナル、国連強制失踪ワーキンググループは細心の注意を払い監視を行うことを要請します。 • 2018年4月に誤って中国に強制送還されたウイグル人に関する情報の入手に失敗して以降、ドイツ政府はウイグル人の中国への強制送還を中断しているが、それをさらに継続することを要請します。ヒューマン・ライツ・ウォッチも欧州連合に対し、ウイグル人の中国への強制送還を行わないように促しています。 ゼネットグリは一人の母親であり、彼女は私たちにとって非常に重要な存在です。彼女の二人の幼い子供たちは私たちにとっても、とても貴重な存在です。 脆弱な人々を救出して保護してください! 我々はすでに非常に多くのウイグル人を失っています。さらにこれ以上失う必要がありますでしょうか? すべて貴重な命です! 私たちは長い間、多くのウイグル人のための第二の故郷となっているトルコに感謝し、トルコ政府の現在の難民や移民管理を尊重します。...