ウイグルと中国に関する月刊ニュース _3月分

まとめ:Boran

チェック:Yasin

ウイグルタイムズJP; 令和3年4月17日投稿

3月は、EU、ウイグル人権問題で30年ぶり対中制裁決定、バイデン政権初の人権報告書 中国が「ウイグルで大量虐殺」、日本ウイグル協会など在日ウイグル人が国会議員、地方議員や政府にウイグル調査と対中制裁を要請など、ウイグルと中国に関するニュースが日本メディアによっても多く報告された。詳細は以下の通りである。

月刊ニュースは、日本メディアによって報告されたウイグルと中国に関するニュースのまとめのリンクを紹介しています。

日本ウイグル協会が”日本でできること”を訴え「ウイグルのことを少しでも知ったら…

ABEMA TIMES27日深夜、『カンニング竹山の土曜The NIGHT』(ABEMA)が放送され、日本ウイグル協会の協会員たちが中国で起きているウイグル人への弾圧について「日本でできること」を訴えた。
 この日は「中国政府による民族大虐殺 ウイグル人の証言」と題して、ゲストに日本ウイグル協会の人物を招き、中国で起きていると言われているウイグル人への弾圧について特集をした。
 協会では現在、街頭演説やビラ配りといった活動をしており、まずはこの問題を知らない人々への周知、そして人権問題を重視する国会議員たちへの働きかけへも行っているそうで、協会の理事であるハリマト・ローズ氏は「ウイグルのことを少しでも知ったら、隣の人に知らせてほしい」と呼び掛けた。詳細はリンクへ。

リンク:https://times.abema.tv/news-article/8648430           2021年3月1日

関連記事:

ABEMA TIMES:カンニング竹山、外務省のウイグル問題への見解に苦言「日本は人権問題がものすごく遅れている国なんじゃ」

リンク:https://times.abema.tv/news-article/8648423          2021年3月1日

ABEMA TIMES:携帯電話にはアプリ、居住区はフェンスで囲まれ… ウイグル人への厳格管理の現状

リンク:https://times.abema.tv/news-article/8648400          2021年3月1日

ABEMA TIMES:「サービスにはとても満足しました」ウイグル人女性が強制収容所から出る際に欠かされた大量の書類

リンク:https://times.abema.tv/news-article/8648410            2021年3月1日

「何もしない日本、見たくない」 ウイグル協会幹部が行動求める

産経新聞:国民民主党は2日、人権外交と経済安全保障に関する研究会の第2回会合を国会内で開き、中国当局による新疆(しんきょう)ウイグル自治区(※東トルキスタン)での弾圧について、日本ウイグル協会からヒアリングした。

 同協会のレテプ・アフメット副会長は、海外のシンクタンクのリポートや報道を紹介しつつ、ウイグル人に対する強制労働と著名企業のサプライチェーンとの関わりや、同自治区での女性に対する不妊手術の強制、子供らに対する同化教育の実態を説明した。アフメット氏は同自治区での弾圧を米政府、カナダ下院、オランダ下院が「ジェノサイド(民族大量虐殺)」と認定し、中国を非難したことに触れ、「あと半年すればジェノサイドと認定する国が間違いなく増える。そうした中で日本だけが何もしないのは、私たちが見たくない光景であり、多くの日本人の国民が見たくない光景だと思う」と述べ、出席した議員らに具体的な行動を求めた。詳細はリンクへ。

リンク:https://www.sankei.com/politics/news/210302/plt2103020020-n1.html            2021年3月2日

赤の他人をもてなすように強要…中国政府による政策「親戚関係」をウイグル女性が涙ながらに証言

ABEMA TIMES27日深夜、『カンニング竹山の土曜The NIGHT』(ABEMA)が放送され、中国政府によるウイグル人への政策「親戚関係」の内容が明かされた。
 この日は「中国政府による民族大虐殺 ウイグル人の証言」と題して、ゲストに日本ウイグル協会の人物を招き、中国で起きていると言われているウイグル人への弾圧について特集をした。
 番組では、奇跡的に強制収容所から出ることができ、現在アメリカで暮らしているウイグル人女性の5時間におよぶ単独インタビューに成功。女性は数々の言動を監視する制作のなかで「親戚関係」と言われるものがあることを告白。詳細はリンクへ。

リンク:https://times.abema.tv/news-article/8648402?mobileapp=1           2021年3月2日

米通商方針、中国のウイグル族強制労働の抑制「最優先」

日本経済新聞:米通商代表部(USTR)は1日、バイデン政権の通商政策報告書を議会に提出した。中国の人権侵害問題に「最優先で対処する」と記載した。ウイグル人の強制労働による製品の貿易を規制するため、あらゆる措置を検討する考えを示した。温暖化ガスを大量排出してつくられた輸入品への課税を含む「炭素国境調整」措置の採用も検討課題にあげた。詳細はリンクへ。

リンク:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN01CXF0R00C21A3000000/          2021年3月2日

【自由 強権】父を探しに ウイグル人女性の死 「なぜ止められなかったのか」 在日コミュニティーに広がる動揺 

産経新聞:あるウイグル人女性の死亡の知らせに、在日のウイグル人コミュニティーが動揺している。中国政府は新疆(しんきょう)ウイグル自治区(※東トルキスタン)で暮らす少数民族への弾圧を強めており、この女性の父親らも相次いで「強制収容所」に収監された。女性は居ても立ってもいられず、父親を探すために自治区に戻ったが、昨年末に亡くなったことが伝わった。知人らは女性が帰国すれば、命の危険があると分かっていながらも、思いとどまらせることができなかった無念さを感じている。元東大院生の彼女に一体何かあったのか。詳細はリンクへ。

リンク:https://www.sankei.com/politics/news/210304/plt2103040021-n1.html          2021年3月4日

トルコで広がる‘ウイグル狩り’――中国の「ワクチンを送らない」圧力とは

YAHOOニュース:中国で弾圧され、国外に逃れたウイグル人を最も多く受け入れているのは、民族的に近いトルコである。しかし、トルコでは最近、亡命ウイグル人の間に、中国に強制送還される不安が広がっている。

トルコ政府の変心の背景には、コロナワクチンの提供を手段とした中国の圧力があるとみられる。中国での弾圧を逃れた亡命ウイグル人は、海外でも安心できない。受け入れ先の政府が、中国の圧力によって態度を変えかねないからだが、その波は最大のウイグル人受け入れ国トルコにも及んでいる。詳細はリンクへ。

リンク:https://news.yahoo.co.jp/byline/mutsujishoji/20210305-00225750/           2021年3月5日

在日ウイグル人、中国の迫害「日本の皆さんが声を」 埼玉で街頭活動

産経新聞:中国政府による新疆(しんきょう)ウイグル自治区(※東トルキスタン)でのウイグル迫害の実態に関心を持ってもらおうと、日本で暮らすウイグル人らが6日、埼玉県和光市の東武東上線和光市駅前で街頭演説を行った。自治区の人権状況は悪化しており、在日のウイグル人らは埼玉県三郷市や千葉県船橋市などで連日ビラ配りなどを行っている。

 この日は約10人の在日ウイグル人や支援者が参加。自治区で数百万人のウイグル人が「強制収容所」に入れられている現状などを訴えた。家族が収容されている参加者もいた。日本ウイグル協会の于田(うだ)ケリム会長は、産経新聞の取材に「これはウイグル人の力だけでは解決できない。ウイグルの問題を知ってもらい、日本の皆さんが声を挙げれば、日本政府や国会も(問題解決のため中国に)働きかけてくれると思う」と語った。詳細はリンクへ。

リンク:https://www.sankei.com/politics/news/210306/plt2103060011-n1.html          2021年3月8日

ウイグル、モンゴル中国に弾圧された女性たちが抗議活動

産経新聞:日本で暮らすウイグルやモンゴル、香港などの女性たちが7日、東京都渋谷区の国連大学前で中国当局による人権侵害に抗議する集会を開いた。国連が制定した3月8日の「国際女性デー」に合わせて行われ、女性たち約40人が民族衣装姿で集まり、故郷での人権弾圧の即時停止を訴えた。

新疆(しんきょう)ウイグル自治区(※東トルキスタン)ではウイグル人の女性たちが収容所で組織的な性的暴行や不妊手術が強制されている実態が海外メディアなどで報道されており、在日ウイグル人のグリスタン・エズズさんは「強制不妊手術で命を落とした人も数多くいる。生まれてこれなかった赤ちゃん、生まれても自由に生きる権利を奪われた民族にささげてほしい」と述べ、黙祷(もくとう)を呼びかけた。詳細はリンクへ。

リンク:https://www.sankei.com/politics/news/210307/plt2103070010-n1.html            2021年3月8日

UHRPレポート—「中国政府は私たちを決して抑圧していない」:中国によるウイグル人家族結束への脅迫、違法行為の生存証拠ビデオを公開

日本ウイグル協会ウイグル人権プロジェクト(UHRP)は、中国政府が作成した、東トルキスタンに住むウイグル人とその家族の生存証明を示す、新たなビデオレポートを発表した。

「中国政府は私たちを決して抑圧していない」:中国政府によるウイグル人家族結束への脅迫、違法行為に対しての生存証明を表すビデオでUHRPは、中国政府が作成したウイグル人行方不明者を描写するビデオを分析しパターンを特定化した。ビデオの内容はウイグル人への差別問題や苦痛を否定し、音信不通であるウイグル人家族についての情報や自由を要求する声を上げた人々に対して批判を示している。詳細はリンクへ。

リンク:https://uyghur-j.org/japan/2021/03/uhrp_report_20210201/           2021年3月8日

<独自>「捨てるほどある臓器」日本から中国へ渡航移植手術をあっせんするNPO団体 案内を再開

大紀元時報:コロナ禍による海外への渡航規制で、中国を含む渡航移植手術のあっせんを停止していた日本のあるNPO団体は、最近、渡航移植の案内を再開した。団体によれば、中国では「捨てられるほど」移植のための心臓と肺があるという。中国では、日本や米国より超短期間で移植手術が可能だ。これは、生きたまま確保された相当数の「ドナー」がいるためだとして、国際人権組織は深刻な人道犯罪の可能性を指摘している。詳細はリンクへ。

リンク:https://news.line.me/issue/oa-daikigen/lv6ftllsebm8?mediadetail=1?utm_source=line&utm_medium=share&utm_campaign=talk          2021年3月8日

米国国会議員は、ウイグル難民申請を促進するための法案を起草した

ウイグルタイムズJPウイグル難民の申請を迅速化するために、政党を越えた2人の米国議会議員が法案を起草している。これは、中国で迫害に直面しているウイグル人の移民を支援するための最初の立法である。ウイグル人の難民申請のプライオリティが上がることで、申請者は国連の推薦なしに難民として米国政府に直接申請できるようになり、第三国から通知を受けて中国への移送を北京から要求される可能性が軽減される。詳細はリンクへ。

リンク:https://jp.uighurtimes.com/?p=702          2021年3月9日

「中国は強制収容所を閉鎖せよ」 ウイグル人女性が抗議デモ トルコ

AFPBBトルコのイスタンブールで8日、ウイグル人の女性数百人が、新疆ウイグル自治区(※東トルキスタン)にある強制収容所の閉鎖を求めて抗議デモを行った。デモは国際女性デー(International Women’s Day)に合わせて行われた。参加者は中国大使館近くまで行進し、「ジェノサイド(大量虐殺)をやめろ」や「強制収容所を閉鎖せよ」などのシュプレヒコールを上げた。詳細はリンクへ。

リンク:https://www.afpbb.com/articles/-/3335666?cx_part=search          2021年3月9日

ブリンケン国務長官の韓日訪問1週間後に控え…米「ウイグル問題、同盟と共同対応」

中央日報:米国務省が新疆ウイグル自治区(※東トルキスタン)で発生した人権侵害は反人道犯罪と再確認し、同盟との共同対応を強調した。米国務長官と国防長官が来週韓国をはじめとする同盟国を相次いで訪問し、人権問題をつながりとした対中圧迫に参加するよう要求する可能性が大きくなった。詳細はリンクへ。

リンク:https://japanese.joins.com/JArticle/276355?sectcode=A00&servcode=A00          2021年3月9日

専門家らが中国のウイグル人弾圧に関する報告書発表、「ジェノサイド」と断定

CNN:香港(CNN) 中国当局による新疆ウイグル自治区(※東トルキスタン)での行為は国際法上の「ジェノサイド(集団殺害)」そのものだとする報告書を、米国のシンクタンクが発表した。報告書は人権、戦争犯罪、国際法の専門家50人以上が共同で執筆し、米首都ワシントンのシンクタンク、ニューラインズ戦略政策研究所が9日に発表。中国が国際条約に反し、ウイグル人に対するジェノサイドを行っていると結論付けた。

新疆ウイグル自治区(※東トルキスタン)でジェノサイドが起きているとの訴えや、中国当局の責任について、非政府組織が独自の法的分析を試みた例は初めて。CNNはこの内容を事前に入手した。それによると、同自治区では政府がイスラム過激派の取り締まりと称する対テロ作戦を始めた2014年以降、ウイグル人などイスラム系民族の100万~200万人が1400カ所の収容施設に入れられてきた。執筆者の1人、ニューラインズ研究所のアジーム・イブラヒム氏は、ジェノサイドを裏付ける「圧倒的な」証拠があると断じている。詳細はリンクへ。

リンク:https://www.cnn.co.jp/world/35167599.html          2021年3月10日

ノルウェー政府系ファンド、ウイグル族強制労働巡り投資先調査へ

ロイター:世界最大の政府系ファンド(SWF)であるノルウェー政府年金基金は、投資先企業が中国・新疆ウイグル自治区(※東トルキスタン)でのウイグル人やイスラム教徒の強制労働に関与しているかどうかについて調査を始める。詳細はリンクへ。

リンク:https://jp.reuters.com/article/norway-swf-ethics-idJPKBN2B22WI          2021年3月11日

ウイグル弾圧「現実知って」大阪で20日に証言者集会

産経新聞:中国政府による新疆(しんきょう)ウイグル自治区(※東トルキスタン)のウイグル人への人権侵害を知ってもらおうと、家族や友人が当局に強制収容されるなどした在日ウイグル人の証言者集会が20日、大阪府枚方市の市民会館で開かれる。主催者は「弾圧の現状を広く伝えたい」としている。

 英BBC放送は先月、ウイグル人への監視・統制を目的とした「再教育施設」で、拷問や女性への性的暴行が組織的に行われていたと報道。米国政府はこうした行為を「ジェノサイド(民族大量虐殺)」や「人道に対する罪」と認定するなど、国際社会で非難の声が高まっている。詳細はリンクへ。

リンク:https://www.sankei.com/west/news/210312/wst2103120002-n1.html           2021年3月12日

IOC会長、22年北京冬季五輪ボイコットに自制呼び掛け

AFPBB国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ(Thomas Bach)会長は12日、中国におけるウイグル人の扱いをめぐり2022年北京冬季五輪のボイコット論が出ていることについて、アスリートが犠牲になるだけだと訴えた。詳細はリンクへ。

リンク:https://www.afpbb.com/articles/-/3336517           2021年3月13日

中国、人権問題巡るEU制裁に「屈せず」

ロイター:中国の張明・駐EU(欧州連合)大使は16日、EUが人権問題に関連して中国に制裁措置を課す可能性があることを強く懸念しているとした上で、EUの内政干渉に屈するつもりはないと表明した。詳細はリンクへ。

リンク:https://jp.reuters.com/article/eu-china-sanctions-idJPKBN2B816B           2021年3月16日

EUが対中制裁で合意、ウイグル弾圧「深刻」 天安門事件以来

ロイター:欧州連合(EU)は17日、中国が新疆ウイグル自治区(※東トルキスタン)で深刻な人権侵害を行っていたとして、制裁に踏み切ることで合意した。対中制裁は1989年の天安門事件を受けた武器禁輸以降で初めて。22日のEU外相会議で正式に承認される見通し。複数の外交筋によると、中国の4個人と1団体に対し、EUへの渡航禁止や資産凍結といった制裁が科せられる。詳細はリンクへ。

リンク:https://jp.reuters.com/article/eu-china-sanctions-idJPKBN2B928N?fbclid=IwAR3pQNAu325kmd-ADRHwO4gkxswwBzdOHRZhhqkisfa1ExQt2eMO3EbgHXg          2021年3月18日

離れ離れになったウイグル人親子を再会させて!

アムネスティ・インターナショナル日本:子どもを親族に託して新疆ウイグル自治区(※東トルキスタン)から海外に渡った多くのウイグル人が、その後、子どもに会えなくなるという事態が起きています。

新疆(※東トルキスタン)ではウイグル人に対する大規模な弾圧が行われており、子どもの面倒を見ていた親族が拘束されると、子どもは孤児院や寄宿舎に連れて行かれ、ほとんどの場合、行方も分からず、連絡も取れなくなってしまいます。帰国しようにも拘束されてしまう危険があるため、戻ることもできません。詳細はリンクへ。

リンク:https://www.amnesty.or.jp/get-involved/action/cn_202103.html            2021年3月22日

EU、30年ぶり対中制裁決定 ウイグル人権問題で

日本経済新聞:欧州連合(EU)は22日開いた外相理事会で、中国でのウイグル人の不当な扱いが人権侵害にあたるとして、中国の当局者らへの制裁を採択した。対中制裁は約30年ぶりで、同日付で発動した。ブリンケン米国務長官が同日から就任後初めて欧州を訪問するのに合わせ、協調姿勢をアピールする狙いがありそうだ。詳細はリンクへ。

リンク:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR2204T0S1A320C2000000/?fbclid=IwAR02OCrWmyn0jxXzoIbG1osyF9f8kaUkW9g34s05hmi4qfaDx8rAF3RTp2s            2021年3月22日

ウイグルの人権問題で欧米が制裁 中国は反発 日本の対応は

NHKニュース:中国の新疆ウイグル自治区(※東トルキスタン)の人権問題をめぐって、欧米各国は歩調を合わせる形で自治区の当局者らに制裁を科しました。さらに、アメリカやイギリスなど5か国の外相は、現地で人権侵害が行われていることを裏付ける「圧倒的な証拠」があるとする共同声明を発表し、一致して中国に圧力をかける姿勢を鮮明にしました。これに対し中国は強く反発しています。詳細はリンクへ。

リンク:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210323/k10012930421000.html?utm_int=all_side_international-ranking_002           2021年3月23日

米英カナダも対中制裁 ウイグル問題でEUと足並み

日本経済新聞:米国、英国、カナダは22日、ウイグル人の不当な扱いが人権侵害にあたるとして、中国政府当局者らへの制裁をそろって発表した。欧州連合(EU)に続く制裁で、主要国が足並みをそろえた。米欧と中国の対立が一段と鋭くなる一方、日本の対応も焦点となりそうだ。詳細はリンクへ。

リンク:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN22C1H0S1A320C2000000/           2021年3月23日

英もウイグル問題で対中制裁 外相が表明、欧米結束

日本経済新聞:英国のラーブ外相は22日の議会下院の演説で、中国当局のウイグル人への扱いが人権侵害にあたるとして、中国当局者に制裁を科すと表明した。同日に同じ趣旨の制裁を決めた欧州連合(EU)や先に制裁を実施している米国と足並みをそろえ、中国の人権侵害に包囲網を敷く。詳細はリンクへ。

リンク:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR22C140S1A320C2000000/          2021年3月23日

米・EU、中国に制裁 「ウイグル族に人権侵害」 中国は対抗措置表明

朝日新聞:欧州連合(EU)は22日、ウイグル人に対して深刻な人権侵害が続いているとして、中国当局者らへの制裁を発動した。中国政府や当局者の責任を問う制裁は1989年の天安門事件以来。米国も歩調を合わせる形で同日、当局者2人への制裁を発表した。詳細はリンクへ。

リンク:https://www.asahi.com/articles/DA3S14843113.html           2021年3月23日

「今世紀最大のウソだ」なぜ中国はアメリカの指摘に異様に反発するのか

PRESIDENT Online「アメリカのような外国の政府に干渉する権利はない」アメリカのアラスカ州アンカレジで行われた外交トップ同士による米中会談が、2日間の日程をこなして3月19日に終わった。米バイデン政権発足後初めての米中会談にもかかわらず、冒頭から米中双方がお互いを批判し、「新冷戦」と指摘される米中関係の対立を国際社会に見せつけた。詳細はリンクへ。

リンク:https://news.line.me/articles/oa-president/ed1691fe5487?mediadetail=1&utm_source=line&utm_medium=share&utm_campaign=talk           2021年3月24日

【音声配信】特集「在日ウイグル人の訴えとは?」レテプ・アフメット×阿古智子▼2021年3月24日放送分(TBSラジオ「荻上チキ・Session」平日15時半~)

TBSラジオ:EU=ヨーロッパ連合とイギリス・カナダ・アメリカは、中国の新疆ウイグル自治区(※東トルキスタン)をめぐる人権問題で地元当局の幹部らに制裁を発動しました。これに反発した中国も制裁を発表しています。EUの制裁は、地元当局の幹部ら4人と公安組織に科したもので、入域を禁じ、域内の資産を凍結、EUの対中制裁は、EC時代の1989年、天安門事件を受けた武器の禁輸以来、およそ30年ぶりです。

新疆ウイグル自治区(※東トルキスタン)は中国の西に位置し、ウイグル人などが居住、中国当局は、自治区にある収容施設でウイグル人を不当に拘束し、拷問や性的暴行や、強制労働などが行われているとの報道もあり、アメリカは、「ジェノサイド」などと非難しています。しかし、中国側は「人権問題を口実に他国の内政に干渉すべきではない」などとしています。

きょうは、日本に住むウイグル人の方の訴えに耳を傾け、何がいま、ウイグル人に対して行われているのか伺います。詳細はリンクへ。

リンク:https://www.tbsradio.jp/572132?fbclid=IwAR3H7OL74w9Ek3ZC4ecxQDUZ0_ayAVYGjZ–J2oPI3jTOq_ZTmyiOtJEQqQ           2021年3月24日

《独自》中国人権弾圧 ウイグル議連など

産経新聞:中国共産党政権に迫害されるウイグル人やチベット人、モンゴル人、香港の人々への支援救済に取り組む姿勢を示す国会決議を目指し、超党派議員連盟の「日本ウイグル国会議連」や「対中政策に関する国会議連(JPAC)」など5団体が結集して連絡協議会を近く設置することが24日、分かった。菅義偉(すが・よしひで)首相が4月上旬に予定するバイデン米大統領との対面会談を前に決議を採択し、中国の人権問題に厳しい欧米諸国と足並みをそろえる日本の姿勢をアピールしたい考えだ。詳細はリンクへ。

リンク:https://www.sankei.com/politics/news/210324/plt2103240028-n1.html             2021年3月24日

習近平が“自爆”へ…中国vsアメリカ連合の「軍事衝突」で、中国は大打撃を受ける!

マネー現代:中国の軍事行動の危険が高まっている。アメリカとぶつかる。そのとき日本も、ただではすまない。なぜ、軍事衝突が起こるのか。どんな衝突のシナリオが考えられるのか。その背景とともに考えてみよう。

アメリカ、オーストラリア、インド、日本。それにイギリスも加わって五カ国が会議を開くことになった。「自由で開かれたインド太平洋」がテーマだ。これは中国包囲網である。中国の軍事的冒険に待ったをかける、牽制のサインである。でも、効果があるのかわからない。

中国が、ユニークな点はどこか。それは一国なのに、その存在それ自体がグローバルなことだ。こんな国はあまりない。

この国はとにかくサイズが大きい。人口は14億人もいる。それが、内モンゴルもチベットも新疆ウイグル(※東トルキスタン)も領土です、中華民族の中国です、と言っている。そしてさまざまに自己主張する。中国ナショナリズムである。詳細はリンクへ。

リンク:https://gendai.ismedia.jp/articles/-/80748           2021年3月24日

日本ゆかりの著名ウイグル人の行方不明者リストを公表 日本ウイグル協会

産経新聞:在日ウイグル人らでつくる日本ウイグル協会は25日、日本とゆかりのある著名人で、中国新疆(しんきょう)ウイグル自治区(※東トルキスタン)で行方が分からないウイグル人のリストを公表した。自治区の収容所に収監されているとみられ、同協会は自民党の人権外交プロジェクトチーム(PT)にリストを提出し、中国側に安否を確認してもらうように求めた。詳細はリンクへ。

リンク:https://www.sankei.com/politics/news/210325/plt2103250056-n1.html           2021年3月25日

ウイグルの人権状況を協議、自民人権外交PT

日本経済新聞:自民党外交部会は25日、党本部で人権外交プロジェクトチーム(PT)を開いた。日本ウイグル協会の于田ケリム会長らを招き、中国の新疆ウイグル自治区(※東トルキスタン)の人権問題を巡り議論した。于田氏は「もっと圧力をかけないとウイグル人の子供や女性を助けることはできない」と訴えた。「世界のウイグル人が自分の家族と連絡できず、家族の安否も確認できない状況は今も続いている」と強調した。

 国際社会はウイグル自治区の人権状況に厳しい視線を向ける。英BBCはウイグル族の「再教育施設」で人権迫害や集団の性的暴行があったと報じた。米国は3月に入り、ウイグル自治区の公安トップらに資産凍結などの制裁を科した。欧州連合(EU)やカナダなども歩調を合わせた。日本は現在、中国への制裁に慎重な姿勢をとる。詳細はリンクへ。

リンク:https://www.nikkei.com/article/DGXZQODE257AN0V20C21A3000000/          2021年3月25日

関連記事:

産経新聞:ウイグル問題、動く自民 党本部に初招待 協会幹部「もっと圧力を」

リンク:https://www.sankei.com/politics/news/210325/plt2103250048-n1.html           2021年3月25日

中国でH&Mのボイコット広がる ウイグル問題めぐり反発 商務省報道官も不買に理解示す

産経BIZ中国で、スウェーデン衣料品大手H&Mに対するボイコットが広がっている。新疆(しんきょう)ウイグル自治区(※東トルキスタン)で強制労働が行われているとの批判を踏まえ、同社が新疆産の綿を使わないと表明したことで槍玉(やりだま)に挙げられた。

中国で商売が厳しくなる可能性がありながら、人権問題に口出すH&M。一方、ジェノサイド及び強制労働を無視し、ビジネスを優先する数多くの会社。一体は何を優先すべきか。詳細はリンクへ。

リンク:https://www.sankeibiz.jp/macro/news/210325/mcb2103251916030-n1.htm          2021年3月25日

Facebookが「ウイグル人を攻撃していた中国人ハッカーグループを追放した」と発表

GigazineFacebookのプラットフォーム上で中国のハッカーグループが特定のコミュニティに対して悪意のある攻撃を行っていたと、Facebookが発表しました。Facebookは攻撃を行っていたグループのアカウントをただちに削除し、ターゲットとなっていたユーザーに通知して注意を促しています。Facebookによると、攻撃のターゲットとなっていたのは、トルコやカザフスタン、アメリカ、シリアなど中国国外に住んでいた新疆ウイグル自治区(※東トルキスタン)出身のユーザー500人弱。ハッカーは偽のFacebookアカウントを使用し、架空のジャーナリストや学生、人権団体、ウイグル人コミュニティメンバーを装ってターゲットと信頼関係を築き悪意のあるサイトのリンクへの誘導を巧みに行っていました。詳細はリンクへ。

リンク:https://gigazine.net/news/20210325-facebook-action-against-chinese-hackers/           2021年3月25日

「圧力ないと助けられぬ」 在日ウイグル人が自民で訴え

朝日新聞:国際社会の批判が高まる中国の人権問題をめぐり、自民党の人権外交に関するプロジェクトチーム(PT)は在日ウイグル人の団体からヒアリングをした。自民党がウイグル人を党本部に招いて聞き取りを行うのは初めてだという。

日本在住のウイグル人でつくる「日本ウイグル協会」の于田(うだ)ケリム会長(42)らが25日、新疆ウイグル自治区(※東トルキスタン)の状況などについて説明した。于田会長は会合の冒頭、欧米の制裁に触れながら「現在も世界のウイグル人が自分の家族の安否を確認できない状況が続いている。もっと圧力をかけないと助けることができない」と指摘。「日本の政府や議会が明確な活動をしてほしい」と語った。詳細はリンクへ。

リンク:https://www.asahi.com/articles/ASP3V0010P3TUTFK02J.html          2021年3月26日

中国外相、トルコ訪問 エルドアン氏、投資とワクチン目的でウイグル政策を転換

産経新聞:中東6カ国を歴訪している中国の王毅(おう・き)国務委員兼外相は25日、トルコを訪れ、チャブシオール外相と会談した。「世界のイスラム教徒の守護者」を自任するトルコのエルドアン大統領は、中国の弾圧を逃れて亡命するウイグル人を保護してきたが、ここ数年は取り締まりの強化に乗り出している。投資や新型コロナウイルスのワクチン供給への期待から、対中関係を重視するためだとも指摘される。

 トルコ最大都市イスタンブールなどでは、今月上旬にも中国の弾圧に抗議する亡命ウイグル人らのデモが行われた。王氏のトルコ訪問を受け、中国国内で親類などが行方不明になったとするウイグル人の非難が高まることは必至だ。詳細はリンクへ。

リンク:https://www.sankei.com/world/news/210325/wor2103250022-n1.html           2021年3月26日

中国、英国の個人・団体に制裁発動へ-新疆ウイグルで報復

Bloomberg中国外務省は26日、新疆ウイグル自治区(※東トルキスタン)を巡る英国の動きに対する報復として同国の個人9人と4団体に制裁を発動すると発表した。これに対し、ラーブ英外相は声明で、「英国が国際社会と共に人権侵害に責任ある当事者を制裁する一方で、中国政府の制裁は自国への批判者に対するものだ」と指摘。「中国政府が新疆での人権侵害の主張に信頼に足る反論を行いたいなら、国連人権高等弁務官に完全なアクセスを認め、真実を立証できるようすべきだ」と反論した。

 ダンカンスミス氏は中国による制裁は「名誉の印」だとツイート。中国政府の「人権侵害」と「ジェノサイド(民族大量虐殺)」を非難するのは議員の責務だとコメントした。詳細はリンクへ。

リンク:https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-03-25/QQJSP2T1UM0X01           2021年3月26日

日本留学経験ある ウイグル知識人 “9人が現地で不明” と訴え

中国の新疆ウイグル自治区(※東トルキスタン)の人権状況をめぐって欧米各国などが中国への非難を強めるなか、日本に住むウイグルの人たちで作る団体などがオンラインの講演会を開き、日本に留学経験のあるウイグル人の知識人らが現地で行方不明になっていると訴えました。講演会は日本ウイグル協会や中国の人権問題に詳しい日本の研究者、それに人権団体などが26日夜、オンラインで開いたもので、およそ70人が参加しました。詳細はリンクへ。

リンク:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210327/k10012938901000.html          2021年3月27日

あまりにも重大な人権侵害に欧米諸国が対中制裁を発動。日本はどうする?これが現在ウイグル人に起きている真実である!『在日ウイグル人が明かす ウイグル・ジェノサイド』刊行

Newsweek言葉を奪われ、宗教を奪われ、資源と食料を奪われ、人としての尊厳までをも奪われ、それでも独立国家「東トルキスタン」国民としての気概を失わないウイグル人の真の声がここにある。
 株式会社ハート出版は、ムカイダイス著『在日ウイグル人が明かす ウイグル・ジェノサイド』を刊行。中国政府による不当な支配とウイグル人に対する悪質な人権侵害に対し、ウイグル人自身が調査し、書き下ろした真実の声。
 中国・新疆ウイグル自治区(※東トルキスタン)において行われている現在進行形の人権侵害。徹底した監視、宗教弾圧、ウイグル語教育の禁止、強制避妊、中絶強要──それだけではなく収容所における強制労働、拷問、集団レイプ、強制臓器摘出など、同地に住むウイグル人に対する中国政府の民族浄化政策は、苛烈を極めている。詳細はリンクへ。

リンク:https://www.newsweekjapan.jp/press_release/2021/03/000000043000049367.php           2021年3月29日

中国が米国とカナダに制裁 ウイグル人問題で報復措置

朝日新聞:中国外務省は、米政府機関の国際宗教自由委員会(USCIRF)の役員2人や、カナダ下院の1議員1人と1組織に対して制裁を科すと27日発表した。両国が新疆ウイグル自治区(※東トルキスタン)での人権侵害を理由に中国当局者への制裁を発動したことに対する報復措置。中国への入国を禁止するなどの対応をとる。

リンク:https://www.asahi.com/articles/ASP3Y32G2P3WUHBI020.html?oai=ASP3Y32G2P3WUHBI020&ref=linenews             2021年3月29日

拷問と洗脳、響く悲鳴 ウイグル女性、中国の弾圧証言

産経新聞:中国当局による新疆(しんきょう)ウイグル自治区(※東トルキスタン)での弾圧をめぐり、現地で約1年半拘束されていたウイグル人女性が、亡命先のフランスで産経新聞のインタビューに応じた。「収容所は常に女性の悲鳴が響いていた」などと語った。その証言から、ウイグル人に過酷な拷問を加え、中国共産党への忠誠を強いる「再教育」の実態が浮かび上がった。詳細はリンクへ。

リンク:https://special.sankei.com/a/international/article/20210329/0003.html?fbclid=IwAR3da7-jVCp5x9lwykl_6326nOpaHTeTik7KKX6vLdKw4Wad-VixENflkJY              2021年3月29日          

国連、新疆への自由な立ち入り求め中国と交渉─事務総長=CBC

ロイター:国連のグテレス事務総長は、中国の新疆ウイグル自治区(※東トルキスタン)でウイグル人が迫害を受けているとの報告を検証するため、同自治区への自由な立ち入りを求めて同国と「真剣な交渉」を行っていると明らかにした。28日に放送されたカナダ放送協会(CBC)のインタビューで述べた。詳細はリンクへ。

リンク:https://jp.reuters.com/article/china-rights-un-idJPKBN2BK0Q4?utm_campaign=trueAnthem%3A+Trending+Content&utm_medium=trueAnthem&utm_source=facebook&fbclid=IwAR07mL7gn-sRg4xs74U73UtA9C7jCO3_nH7a62OKnWl1OvtkFLcwwby_KWE           2021年3月29日

ウイグル巡る中国制裁、踏み絵迫られる日本−菅首相は4月に訪米

Bloomberg新疆ウイグル自治区(※東トルキスタン)の人権問題を理由に米国や欧州連合(EU)が制裁措置へ踏み切る中、経済への影響が懸念される日本は慎重な姿勢を崩していない。菅義偉首相の訪米を4月上旬に控え、決断を迫られる時期は遠くないとの指摘もある。 

 「何もしない国と見られるのは恥ずかしい」。中谷元・元防衛相は、人権問題に対して日本も非難や懸念の表明だけではなく行動が必要だと話す。首相訪米や6月の主要7カ国(G7)首脳会議に向け、「この2カ月が大事だ」と強調。超党派の議員連盟を立ち上げ、日本でも制裁を可能にする法整備を急ぐ考えを示した。詳細はリンクへ。

リンク:https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/bloomberg/business/bloomberg-QQGS5HT0AFB601             2021年3月29日

人権問題には口出すな、中国で商売するのなら-習政権の戦略に変化

Bloomberg中国政府は何年にもわたり、欧米と同様に人権を尊重しており、どの国であれ中国の政策を批判する立場にはないと主張してきた。今はそれに同意しないのであれば、外国企業に代償を支払わせるというスタンスだ。

 米国と英国、カナダ、欧州連合(EU)が新疆ウイグル自治区(※東トルキスタン)のウイグル人に対する人権侵害を理由に対中制裁を発動したことを受け、中国では欧米の小売企業に対するボイコットが広がっている。

 スウェーデンのヘネス・アンド・マウリッツ(H&M)が同自治区の強制労働を巡る報道に懸念を表明した数カ月前の発表文を中国共産党の青年組織、共産主義青年団(共青団)がことさら問題視し、不買運動が始まった。詳細はリンクへ。

リンク:https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-03-29/QQKKTIT1UM1F01          2021年3月29日

在留カード国籍・地域欄に「ウイグル」を 地方議員が政令改正求める決議

産経新聞:在日ウイグル人支援に取り組む地方議員有志による「全国地方議員の会」(会長・丸山治章神奈川県逗子市議)は31日、国会内で会合を開いた。中長期滞在する外国人に付与する「在留カード」の国籍・地域欄に、中国の新疆(しんきょう)ウイグル、チベット、内モンゴルの各自治区と香港の記載を認めるように入管難民法の政令改正を求める決議を採択した。詳細はリンクへ。

リンク:https://www.sankei.com/politics/news/210331/plt2103310040-n1.html          2021年3月31日

中国「ウイグルで大量虐殺」 バイデン政権初 人権報告書

FNNアメリカのバイデン政権で初となる「世界の人権状況に関する年次報告書」が発表され、中国政府が新疆ウイグル自治区(※東トルキスタン)で「大量虐殺を行っている」と強く批判した。30日の会見で、アメリカのブリンケン国務長官は「新疆ウイグル自治区(※東トルキスタン)で、中国当局によるウイグル族などの大量虐殺が行われている」と述べ、状況は悪化の一途をたどっていると強調した。報告書は、現地の強制収容所では100万人以上が拷問や強制労働に従事させられていて、それを示す証拠もあるとしている。

リンク:https://www.fnn.jp/articles/-/162809          2021年3月31日

関連記事:

Bloomberg:米人権報告書、中国のウイグル族弾圧を「ジェノサイド」と非難

リンク:https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-03-31/QQT55FDWRGG401           2021年3月31日

自民・下村氏、中国の弾圧非難「今国会で決議すべきだ」

産経新聞:自民党の下村博文政調会長は31日の記者会見で、超党派の議員連盟などが目指している中国新疆(しんきょう)ウイグル自治区(※東トルキスタン)のウイグル人らに対する人権侵害行為を非難する国会決議について「今国会で決議をすべきだ」と述べた。詳細はリンクへ。

リンク:https://www.sankei.com/smp/politics/news/210331/plt2103310019-s1.html            2021年3月31日

地方議員の会、政府にウイグル調査と対中制裁を要請

選報日本:令和3年3月31日、ウイグルを応援する全国地方議員の会(丸山治章会長/逗子市議)は衆議院会館で代表理事会を開催し、政府にウイグルにおける人権弾圧の実態調査と対中国経済制裁を求める声明を全会一致で採択した。詳細はリンクへ。

リンク:https://www.sejp.net/archives/6281          2021年3月31日

アシックス、ウイグル問題めぐる声明を削除。「中国法人が了解得ず出した」当初の説明から一転

HUFFPOST兵庫県に本社を置くスポーツ用品大手・アシックスは、中国のSNS・ウェイボーで出していた「中国に対する一切の中傷やデマに反対する」などとする声明を3月29日に削除した。当初、兵庫県にある本社の了解を得て出したと説明していたが、広報担当者の認識が間違っていたとして「中国法人が許可を得ず出した」と一転させた。詳細はリンクへ。

リンク:https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_6062fb47c5b6531eed08530b          2021年3月31日

中国進出企業は今すぐ撤退せよ

Newsweek<中国では27の工場がウイグル人を使っており、82のブランドの製品や部品を製造している。強制労働に加担してはいけない。サプライチェーンを再構築し、消費者の信頼を勝ち取るべきだ>

最近の調査によると、中国に進出したドイツ企業の96%が今のところ撤退を考えていないという。理由は単純。儲かるからだ。ただ中国での事業展開にはリスクもある。シンクタンク「オーストラリア戦略政策研究所(ASPI)」の2020年の報告書によると、2017年以降、中国の9つの省の27の工場が新疆ウイグル自治区(※東トルキスタン)出身のウイグル人を使っている。これらの工場は世界的に知られた82 のブランドの製品や部品を製造していて、「一部の工場は『再教育キャンプ』(※強制収容所)から直接連れてこられたウイグル人に強制労働をさせている疑いがある」と報告書は述べている。

中国政府は部外者にウイグル人収容施設の視察を認めていないが、国外に逃れた元収容者の証言から、女性の収容者に対する組織的なレイプなど卑劣な弾圧が懸念されている。詳細はリンクへ。

リンク:https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/03/post-95954.php          2021年3月31日

以上