ウイグル

ウイグルと中国に関する月刊ニュース _4月上半分

まとめ:Boran チェック:Yasin ウイグルタイムズJP; 令和3年4月24日投稿 4月上半は、ウイグル強制労働に関わる企業との取引停止、弾圧で親と引き離される子どもたち、茂木敏充外相 ウイグル人権「深刻懸念」と伝達等、ウイグルと中国に関するニュースが日本メディアによっても多く報告された。詳細は以下の通りである。 月刊ニュースは、日本メディアによって報告されたウイグルと中国に関するニュースのまとめのリンクを紹介しています。 在留カード国籍・地域欄に「ウイグル」を 地方議員が政令改正求める決議 産経BIZ:在日ウイグル人支援に取り組む地方議員有志による「全国地方議員の会」(会長・丸山治章神奈川県逗子市議)は31日、国会内で会合を開いた。中長期滞在する外国人に付与する「在留カード」の国籍・地域欄に、新疆(しんきょう)ウイグル(※東トルキスタン)、チベット、内モンゴルの各自治区と香港の記載を認めるように入管難民法の政令改正を求める決議を採択した。詳細はリンクへ。 リンク:https://www.sankeibiz.jp/macro/news/210401/mca2104010611010-n1.htm          2021年4月1日 新疆を脱出した子どもたち、中国に残る親と連絡取れず CNN:イスタンブール(CNN) もう5年近くも、ハッサンさんは家族と連絡を取っていない。そのうち彼らのことを忘れてしまうのではないかと恐れている。 父親の写真を1枚持っているが、過去の記憶は薄れるばかりだ。必死の思いで母親ときょうだいの顔を頭の中にとどめようとするものの、日を追うごとにそれは難しくなっていく。「家族の顔が分からなくなるのが怖い。自分の家族を思い出せないなんて、ぞっとする」。 ハッサンさんがいるのは、トルコ・イスタンブールにあるウイグルの人々のための寄宿学校だ。校内の自分の部屋で暮らし、家族と再会できる日を待っている。夢は故郷のホータンに帰ること。11歳のとき、父親に中国最西部の新彊から連れ出されたが、当時はまだ幼く、何が起きているのか分からなかった。詳細はリンクへ。 リンク:https://www.cnn.co.jp/world/35168682.html          2021年4月2日 関連記事: CNN:新疆弾圧で親と引き離される子どもたち  CNNが直接取材(現地取材ビデオを是非ご覧ください) リンク:https://www.cnn.co.jp/world/35168121.html         ...

ウイグルと中国に関する月刊ニュース _3月分

まとめ:Boran チェック:Yasin ウイグルタイムズJP; 令和3年4月17日投稿 3月は、EU、ウイグル人権問題で30年ぶり対中制裁決定、バイデン政権初の人権報告書 中国が「ウイグルで大量虐殺」、日本ウイグル協会など在日ウイグル人が国会議員、地方議員や政府にウイグル調査と対中制裁を要請など、ウイグルと中国に関するニュースが日本メディアによっても多く報告された。詳細は以下の通りである。 月刊ニュースは、日本メディアによって報告されたウイグルと中国に関するニュースのまとめのリンクを紹介しています。 日本ウイグル協会が"日本でできること"を訴え「ウイグルのことを少しでも知ったら…」 ABEMA TIMES:27日深夜、『カンニング竹山の土曜The NIGHT』(ABEMA)が放送され、日本ウイグル協会の協会員たちが中国で起きているウイグル人への弾圧について「日本でできること」を訴えた。  この日は「中国政府による民族大虐殺 ウイグル人の証言」と題して、ゲストに日本ウイグル協会の人物を招き、中国で起きていると言われているウイグル人への弾圧について特集をした。  協会では現在、街頭演説やビラ配りといった活動をしており、まずはこの問題を知らない人々への周知、そして人権問題を重視する国会議員たちへの働きかけへも行っているそうで、協会の理事であるハリマト・ローズ氏は「ウイグルのことを少しでも知ったら、隣の人に知らせてほしい」と呼び掛けた。詳細はリンクへ。 リンク:https://times.abema.tv/news-article/8648430           2021年3月1日 関連記事: ABEMA TIMES:カンニング竹山、外務省のウイグル問題への見解に苦言「日本は人権問題がものすごく遅れている国なんじゃ」 リンク:https://times.abema.tv/news-article/8648423          2021年3月1日...

ウイグルと中国に関する月刊ニュース _2月上半分

まとめ:Boran チェック:Yasin ウイグルタイムズJP; 令和3年2月20日投稿 2月上半は、英国BBCの調査により強制収容所でウイグル人女性が組織的にレイプされていると判明、中国政府が英BBCの放送を禁止、日本ウイグル議連が超党派に発展へ等、ウイグルと中国に関するニュースが日本メディアによっても多く報告された。詳細は以下の通りである。 月刊ニュースは、日本メディアによって報告されたウイグルと中国に関するニュースのまとめのリンクを紹介しています。 ニュース速報:英国BBCの調査により、強制収容所でウイグル人女性が組織的にレイプさ れていると判明 ウイグルタイムズJP:世界的に有名な英国メディアBBCは、2月2日に衝撃的なニュースとビデオを発表し、世界を震撼させた。強制収容所で18か月間拘留されていたカザフスタンの少女、グルジラ・アユルカン(Ghulzira Auyelkhan)は、強制収容所で拘留されているときに、中国人の男性がレイプできるように、裸のウイグル人の女性に手錠をかけベッドに固定する仕事を与えられていたと語った。詳細はリンクへ。 リンク:https://jp.uighurtimes.com/?p=681           2021年2月3日 北京から開催地変更を 米議会、冬季五輪で決議案 時事通信:米野党共和党の複数の上院議員は2日、来年北京で開催予定の冬季五輪・パラリンピックについて、国際オリンピック委員会(IOC)に開催地変更を求める決議案を議会に提出した。中国政府による新疆ウイグル自治区(※東トルキスタン)のウイグル人迫害などの人権侵害を理由としている。決議案を主導したスコット上院議員は「中国政府はウイグル人のジェノサイド(集団虐殺)を行い、香港の人々の人権を抑圧し、台湾を脅かしている。2022年五輪の主催を許されるべきではない」と強調。中国が即座に人権侵害を是正しない限り、開催地を再選定すべきだと主張した。詳細はリンクへ。 リンク:https://www.jiji.com/jc/article?k=2021020300806&g=int            2021年2月3日 関連記事: 時事通信:北京冬季五輪ボイコット論に反発 中国 リンク:https://www.jiji.com/jc/article?k=2021020301221&g=int          2021年2月3日 AFPBB:北京から開催地変更を=米議会、冬季五輪で決議案...

ウイグルと中国に関する月刊ニュース _1月分

まとめ:Boran チェック:Yasin ウイグルタイムズJP; 令和3年2月9日投稿 1月は中国のウイグル政策をジェノサイド認定・米新政権も同意、英政府がウイグル強制労働に関与した企業の排除・ウイグル問題で対中圧力等、ウイグルと中国に関するニュースが日本メディアによっても多く報告された。詳細は以下の通りである。 月刊ニュースは、日本メディアによって報告されたウイグルと中国に関するニュースのまとめのリンクを紹介しています。 故郷の今を知って 在日ウイグル人直接訴え タウンニュース:逗子文化プラザホールのギャラリーで先月、ウイグル人の歴史や文化、そして中国政府による迫害を訴えるパネル展が開催された。詳細はリンクへ。 リンク:https://www.townnews.co.jp/0503/2021/01/01/556893.html          2021年1月1日 英、強制労働関与の企業排除 ウイグル問題で対中圧力 時事通信:英政府は12日、中国の新疆ウイグル自治区(※東トルキスタン)での強制労働に関与している企業をサプライチェーン(供給網)から排除すると発表した。人権侵害問題で対中圧力を強化する。英政府の対応は日本企業にも影響が及ぶ可能性がある。詳細はリンクへ。 リンク:https://www.jiji.com/jc/article?k=2021011300251&g=int           2021年1月13日 関連記事: 時事通信:英、強制労働関与の企業排除 リンク:https://www.jiji.com/jc/p?id=20210113085903-0036677264          2021年1月13日 英国、ウイグル強制労働関係の商品排除へ 中国は反発か 朝日新聞:英国政府は12日、中国・新疆ウイグル自治区(※東トルキスタン)での強制労働に関係した製品を英国内から排除する、と発表した。原材料の調達網から強制労働を排除していることの証明を企業に求める方針。ウイグル人への人権侵害には国際的な批判が高まっており、これを否定する中国側は反発している。詳細はリンクへ。 リンク:https://www.asahi.com/articles/ASP1F3248P1FUHBI007.html          ...

ウイグル人の間で深い懸念を引き起こしている中国-トルコの犯罪者引渡し条約

情報源:https://uighurtimes.com/index.php/china-turkey-extradition-treaty-raising-deep-concern-among-uyghurs/?fbclid=IwAR005A9ecmHKaio2CEuSf842WULm2748PowOy16a57SKv1Cf2-IjXFVMCUM 翻訳者:Yolwas チェック:Yasin 2017年に署名された中国とトルコの犯罪者引渡し条約は、昨年末に中国全国人民代表大会で批准されました。 それはウイグル人のディアスポラとウイグル人人権支援者の間で大きな懸念を引き起こしました。条約がアンカラによって採択され、トルコに避難しようとしているすべてのウイグル人が中国に引き渡される危険にさらされることになります。ウイグル人は、この条約が中国の迫害から逃れるため、東トルキスタンからトルコおよびエジプト、マレーシア、サウジアラビアを含む他の国への避難を求めているウイグル人を標的にしていると信じています。さらに、トルコに避難しようとしているウイグル人のほとんどは、トルコの市民権を持っておらず、もし彼らが中国に引き渡された場合には収容所に連れて行かれ、厳しい迫害に直面し、適法な手続きなしに長期の懲役刑を受けることになります。 エジプトと中国の間で引き渡し条約が調印されたとき、ウイグル人は自分の宗教的な兄弟と信じていたエジプトが、ウイグル人を中国に送還するとは考えていませんでした。驚くべきことに、2017年夏に数千人のウイグル人が逮捕され、カイロで中国に引き渡されるという、信じられないほどの悲劇が起こりました。今ウイグル人にとって、エジプトで起こった悲劇が、自分たちと深く文化的および言語的な関係を共有している国であるトルコで繰り返される可能性があるとは信じがたいことです。しかし、Axiosニュースによると、身柄引き渡しは少数ですが、密かに行われています。これから身柄引き渡しが大規模にならないとは、誰も確信できていません。したがって、中国がトルコに犯罪者引き渡し条約の批准を強いたことは、ウイグル人のディアスポラに大きな懸念を引き起こしました。 中国によるウイグル人への迫害は過去4年間で段階的に拡大し、現在は数百万人のウイグル人が恣意的に拘束されています。トルコに避難したウイグル人は、家族や親戚を東トルキスタンに置いて離れたときにすべてを失ったため、経済的困難と心理的苦痛を克服することが困難です。今日の科学技術の進んだ自由の世界で、もしあなたの家族の何人かが強制収容所に閉じ込められ、拷問のために死んだという状況、あるいは自分の愛する人たちと4年間連絡をすることができないことなどを想像してみてください。こういう想像を絶するような虐殺が、世界中のすべてのウイグル人に対し中国当局が行っています。海外のウイグル人は、ウイグル人権活動家が行っている抗議活動に参加すること以外に、中国の残虐行為に抵抗する力がなく無力であるため、非常に落ち込んでいます。最近、失踪した両親と兄弟の写真を持って何十人ものウイグル人が、イスタンブールの中国領事館の前で、東トルキスタンでの家族の安否を中国に尋ねるためにデモを行っていました。デモで彼らは、トルコと中国の犯罪者引渡し条約に対する、彼らの恐れも示しました。同様の抗議行動は、世界の他の地域にいるウイグル人活動家が行っており、この条約への反対を表明し、ウイグル人に与えられた残虐行為を世界に訴えています。 以前は、トルコは世界中からウイグル人を歓迎し、彼らに避難場所を与えていました。昨年、大多数のウイグル人に長期滞在の許可を与えました。ウイグル人はトルコの援助を高く評価し、自分の第二の故郷と考えていました。自分の兄弟と思っているトルコ政府によって中国に送還されることは決して起こらないと信じていました。これはイスラム教の大きな罪です。トルコの外務大臣メブリュトチャブソグルは、次のように述べています。「いままで、トルコのウイグル人に関して中国から送還を求められてきましたが、トルコはこのような措置をしていません」。RFAのニュースによると、共和人民党(CHP)の米国代表であるYurter Ozcanは「これは大きな誤りであり、共和人民党はこの合意がトルコ国会で批准されないように努力します。」と述べています。 世界ウイグル会議のスポークスマンであるディルシャット・ラキットは、「私たちは、この条約が迫害の手段とならないようトルコ政府に呼びかけます。」とフランス通信社の報告書で述べました。ウイグル人は、スウェーデン、ドイツ、マレーシアの政府が過去数年間に行ったように、ウイグル人を中国に引き渡すことを拒否するという明確な声明をトルコ政府が出すことを望んでいます。

次世代のウイグル人青少年をウイグル社会に参加させるにはどうすればよいか

2020年12月25日 翻訳:Yolwas チェック:Yasin 次世代の青少年は、どの国の将来にとっても重要です。現在、ウイグル人は祖国(東トルキスタン共和国)と海外の両方で、次世代の危機に直面しています。海外にいるウイグル人のほとんどは若者であり、彼らのアイデンティティの危機は深刻です。異国に住むウイグル人として、私たちが彼らをウイグル社会に戻し、ウイグル人として育てなければ、彼らが居住する地域の主流社会は、彼らを私たちから遠ざけ、ウイグル社会は彼らを失うことになります。では、どのようにすればよいのでしょうか。 1.何よりもまず、親は愛をもって彼らを育てるべきです。子供が十分な親の愛を受け取らない場合、自分の国に対する愛情も不十分になります。 2.親は子供を理解し、適切に対応し、コミュニケーションをとる必要があります。それらを理解することによって、両親は子供を正しく導くことができます。 3.他の文化と比較し、ウイグル文化の美しさや魅力を彼らに感じさせることが不可欠です。ウイグル料理、ウイグル民族服、ウイグル音楽、ウイグルダンス、そしてウイグルの結婚式や活動の活力を感じてもらう必要があります。 4.学者や社会的貢献者など、過去から現在までさまざまな分野で成功しているウイグル人を彼らに知らせ、ウイグル人が他のどの国の人とも同様に、美点を持っていることを彼らに理解させることが不可欠です。 5.ウイグル社会のさまざまな欠点は、他の国と同様に、通常の社会現象であり、どの国にも長所と短所があることを彼らに認識させる必要があります。 また、私たちが美点を促進するならば私たちの美点は優勢になり、欠点を広めるならば欠点が勝利することを、彼らに認識させるべきです。 6.ウイグル人青少年をウイグル人コミュニティのさまざまな公的活動に積極的に参加できるようにすることが重要です。そうすることで、彼らは帰属感を見つけ、コミュニティの中で成長します。 7.ウイグル人青少年はウイグル人の友達を作るように奨励されるべきです。友情は、若者の考え方や生き方に直接影響を及ぼします。彼らのウイグル人の友人は、将来彼らがウイグル人と交流するきっかけとなります。 8.次世代のウイグル人青少年はウイグル人と結婚するように奨励されるべきです。結婚は社会の小さな窓です。若者が同じくウイグル人と結婚していなければ、私たちの社会の核となる基盤は破壊されます。 9.彼らがウイグル人コミュニティから非常に尊敬され、愛されていること、そして彼らがウイグル人にとって非常に重要であることを彼らに示すことが重要です。このようにして、彼らは自分を愛するコミュニティのために戦うでしょう。そして、彼らが間違いを犯したとき、私たちは彼らを憎むべきではなく、彼らにチャンスを与えるべきであり、そして彼らを再び軌道に戻す方法を常に探すべきです。 10.ウイグル語の本を通して、共通言語と考え方の環境を作る必要があります。読んだ本が同じなら、帰属感も同じになります。 11.ウイグル人の揺るぎない強さ、勤勉さ、知性のために、ウイグル人は抑圧的で残酷な敵に迫害されていることを彼らに理解させましょう。真実は、いつか全ウイグル人の努力と国際社会の力によって勝ち取られます。 最後に、組織、メディア、活動家、そしてすべての親は、将来の自分の国のために、希望を捨ててはならず、ウイグルのために若いウイグル世代を教育するために必要な環境を作り出していかなければなりません。

カナダは、中国の新疆ウイグル自治区における人権侵害に対処するため、新しい措置を発 表

情報源: https://www.canada.ca/en/global-affairs/news/2021/01/canada-announces-new-measures-to-address-human-rights-abuses-in-xinjiang-china.html 翻訳:Yolwas チェック:Yasin 1月12日-オンタリオ州オタワ-カナダ国際関係省 フランソワフィリップシャンパーニュ外務大臣とメアリーン中小企業・輸出促進・国際貿 易大臣は、本日、新疆ウイグル自治区の人権状況に関する措置を発表しました。 カナダは、新疆ウイグル自治区内のウイグル人およびその他の少数民族に対して行われている、中華人民共和国における人権侵害の証拠と報告に深刻な懸念を抱いています。 カナダは、抑圧的監視、大量の恣意的拘束、拷問および虐待、強制労働および新疆ウイグル自治区から中国全土の省への強制労働者の大量移送など、新疆ウイグル自治区内のウイグル人及び他の少数民族が関わる、中華人民共和国における人権侵害の証拠および報告に深刻な懸念を抱いています。これら中国の行っていることは、国際人権条約に著しく違反するものです。  カナダは、英国やその他の国際的なパートナーと協力して、ウイグル人及び他の少数民族の権利を守るための包括的なアプローチを採用しています。これには、あらゆる国からの強制労働製品がカナダおよび世界のサプライチェーンに入り込むリスクに対処し、カナダの企業が無意識のうちに共犯者となることを防ぐための措置を進めることを含みます。 カナダのアプローチには次の7つの対策が含まれます。 1 強制労働によって全部または一部が生産された商品の輸入の禁止 2 カナダ企業向けの新疆ウイグル自治区宣言 3 新疆関連事業体に関するビジネスアドバイザリー 4 カナダ企業へのアドバイスの強化 5...

イスタンブールの中国領事館の前で収容所犠牲者の親族による抗議

情報源:https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/turkiyede-uyghur-mesilisi-01082021101434.html 翻訳:Ilik チェック:Yasin 2020年12月22日から始められたイスタンブール中国領事館前の、強制収容所の犠牲者の親族によるデモは、イスタンブールの中国領事館に、収容所や刑務所に拘留され失踪した家族の情報や、関係者との面会を求めている。 収容所の犠牲者の親類は何度も中国領事館にこれを申請したが、領事館は収容所の犠牲者に関連する申請の受け入れや、関係するスタッフとの面会を拒否してきた。 デモ開始から数日後、中国領事館から収容所の犠牲者の親戚へ手紙が届けられた。手紙には、収容所の 犠牲者の親戚に対し、東トルキスタンの旗や「東トルキスタン」という用語の使用をやめ、分離主義者との接触を完全に遮断することをソーシャルメディアで公表するよう求め、この条件が満たされれば中国当局が面会に同意すると書かれていた。 これについて収容所の犠牲者の親族の一人、ブルハン・セイト(Burhan seti)博士はインタビューで次の ように述べた。「愛国者であると主張しているウイグル人に対し、 『東トルキスタンと言わなければ、旗を使わなければ、中国に反対しなければ、会う』と書いてきた。彼らの目的は、東トルキスタンの声である、私たちの兄弟姉妹の声を沈黙させることである。」 イスタンブールの中国領事館の前で、両親や親族の写真を手にしたウイグルの若者の活動には、トルコ の各政党の指導者、NGOの役人、そして一般の人々も支援のために集まっている。 このウイグルの若者 の抗議活動を取り上げるメディアの数も増えている。 17日目になった1月13日イスタンブール市政府が仲介として中に入ることで中国領事館が強制収容所の犠牲者に関連する申請の受け入れことになり、イスタンブール中国領事館前での抗議が一時的に停止になった。

ユスフジャン:元中国のスパイがイスタンブールで銃撃され重症

ウイグルタイムズ 11月2日(月)、過去に強制的にスパイ活動をさせられていたウイグル人男性が、イスタンブールで銃撃を受け重傷を負った。 月曜日の夜、ユスフジャン・アイマイティジャン(Yusupjan amatjan)は、イスタンブールのアヴシラー地区の友人を訪ね、帰宅しているところ、見知らぬ人物により背後から銃撃を受け、腕と肩を負傷した。 ユスフジャンは病院に運ばれ、危険な状態にあった。トルコの警察は現在、事件を調査している。 中国政府は、ユスフジャンを中国のスパイとして、アフガニスタン、パキスタン、トルコでのウイグル人コミュニティに送った。 2019年1月に、ユスフジャンは中国の警察に抵抗することを決意し、東トルキスタンのウイグル人に対する中国の残虐行為をアルジャジーラのドキュメンタリーで証言した。 ユスフジャンによれば、彼は2016年にパキスタンに派遣されてから、2018年後半に中国から逃亡して中国政府への抵抗を決意するまで、トルコ、アフガニスタン、パキスタンのウイグル人の情報を伝えるよう脅迫されていた。 ユスフジャンは、中国に抵抗した数少ない中国のスパイの一人として、海外のウイグル人から大いに称賛された。 ユスフジャンの母親、妻、5歳の娘は、人質として彼の脅迫に利用されていた。 彼はトルコのアンカラにある国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)に亡命を申請した。 ユスフジャンは2019年1月にアルジャジーラTVで証言した 火曜日の夜に入院中の彼の元を訪ねた記者によると、ユスフジャンは現在は意識はあるものの、手術とさらなる治療が待っているということである。

新疆主席のドイツで定住している妹は世界ウイグル会議の会長に脅した

情報源:https://berlinerbericht.de/2020/01/14/8249/?fbclid=IwAR3JaQdRrcyokh8le_--PoyyMC6v43UH8_8CvzE3ybYqOvEhOqJ9b3Bz8c4 https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/shohret-zakir-01132020153331.html 翻訳:Ilik チェック:Yasin 1月13日(月)、新疆ウイグル自治区(東トルキスタン)の主席Shohrat Zakir(ショフラト・ザキル)のドイツに定住している妹Mixeriban(ミヘリバン)と夫Wupuer(ウプル)は、世界ウイグル会議の会長Dolkun Isa (ドルクン・エイサ)に暴言を浴びせ、暴力を振るおうとした。また彼のショフラト・ザキルに対する非難や、これまでに行ったすべての活動をやめなければ、ウイグルの刑務所と強制収容所にいる親戚や友人がひどい目に遭うと脅した。ドルクン氏は、ドイツの裁判所にこの襲撃者を提訴した。 Berliner Berichtによると、新疆ウイグル自治区(東トルキスタン)の主席Shohrat Zakir(ショフラト・ザキル)の兄1人が米国、妹2人がドイツに定住し、その1人は政治亡命申請後に定住したことを明らかにした。 ミヘリバン氏の政治亡命申請については現在審査中である。 ショフラト氏の20人近くの親類が海外に住んでおり、一部は政治亡命を申請したと報告されている。 昨年12月9日に国務院情報局が開催した記者会見で、ニューヨーク・タイムズなどのメディアが新疆ウイグル自治区(東トルキスタン)の高圧的な政策に関する403ページの文書を公開したことで、国際社会が中国政府を非難した後、 ショフラト氏は、新疆再教育強制収容所のすべての学生が卒業したと述べた。この発表に対し海外の多くのウイグル人は、家族と会っていないという個人的な経験に基づいて、中国政府とショフラト氏が嘘をついていると非難した。