カナダは、中国の新疆ウイグル自治区における人権侵害に対処するため、新しい措置を発 表
情報源: https://www.canada.ca/en/global-affairs/news/2021/01/canada-announces-new-measures-to-address-human-rights-abuses-in-xinjiang-china.html
翻訳:Yolwas
チェック:Yasin
1月12日-オンタリオ州オタワ-カナダ国際関係省
フランソワフィリップシャンパーニュ外務大臣とメアリーン中小企業・輸出促進・国際貿
易大臣は、本日、新疆ウイグル自治区の人権状況に関する措置を発表しました。
カナダは、新疆ウイグル自治区内のウイグル人およびその他の少数民族に対して行われている、中華人民共和国における人権侵害の証拠と報告に深刻な懸念を抱いています。
カナダは、抑圧的監視、大量の恣意的拘束、拷問および虐待、強制労働および新疆ウイグル自治区から中国全土の省への強制労働者の大量移送など、新疆ウイグル自治区内のウイグル人及び他の少数民族が関わる、中華人民共和国における人権侵害の証拠および報告に深刻な懸念を抱いています。これら中国の行っていることは、国際人権条約に著しく違反するものです。
カナダは、英国やその他の国際的なパートナーと協力して、ウイグル人及び他の少数民族の権利を守るための包括的なアプローチを採用しています。これには、あらゆる国からの強制労働製品がカナダおよび世界のサプライチェーンに入り込むリスクに対処し、カナダの企業が無意識のうちに共犯者となることを防ぐための措置を進めることを含みます。
カナダのアプローチには次の7つの対策が含まれます。
1 強制労働によって全部または一部が生産された商品の輸入の禁止
2 カナダ企業向けの新疆ウイグル自治区宣言
3 新疆関連事業体に関するビジネスアドバイザリー
4 カナダ企業へのアドバイスの強化
5 輸出管理
6 新疆に関連する責任ある企業行動に対する意識の向上
7 強制労働とサプライチェーンのリスクに関する研究
本日英国も、強制労働製品が世界のサプライチェーンに参入するリスクに対処し、英国の企業が新疆ウイグル自治区での強制労働に加担しないようにするための措置を発表しています。
支援やアドバイスが必要なカナダの企業は、オタワの貿易委員会、カナダの地方事務所、または海外の大使館、高等弁務官、領事館に連絡するようにとのことです。