トルコ

イスタンブールの中国領事館の前で収容所犠牲者の親族による抗議

情報源:https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/turkiyede-uyghur-mesilisi-01082021101434.html 翻訳:Ilik チェック:Yasin 2020年12月22日から始められたイスタンブール中国領事館前の、強制収容所の犠牲者の親族によるデモは、イスタンブールの中国領事館に、収容所や刑務所に拘留され失踪した家族の情報や、関係者との面会を求めている。 収容所の犠牲者の親類は何度も中国領事館にこれを申請したが、領事館は収容所の犠牲者に関連する申請の受け入れや、関係するスタッフとの面会を拒否してきた。 デモ開始から数日後、中国領事館から収容所の犠牲者の親戚へ手紙が届けられた。手紙には、収容所の 犠牲者の親戚に対し、東トルキスタンの旗や「東トルキスタン」という用語の使用をやめ、分離主義者との接触を完全に遮断することをソーシャルメディアで公表するよう求め、この条件が満たされれば中国当局が面会に同意すると書かれていた。 これについて収容所の犠牲者の親族の一人、ブルハン・セイト(Burhan seti)博士はインタビューで次の ように述べた。「愛国者であると主張しているウイグル人に対し、 『東トルキスタンと言わなければ、旗を使わなければ、中国に反対しなければ、会う』と書いてきた。彼らの目的は、東トルキスタンの声である、私たちの兄弟姉妹の声を沈黙させることである。」 イスタンブールの中国領事館の前で、両親や親族の写真を手にしたウイグルの若者の活動には、トルコ の各政党の指導者、NGOの役人、そして一般の人々も支援のために集まっている。 このウイグルの若者 の抗議活動を取り上げるメディアの数も増えている。 17日目になった1月13日イスタンブール市政府が仲介として中に入ることで中国領事館が強制収容所の犠牲者に関連する申請の受け入れことになり、イスタンブール中国領事館前での抗議が一時的に停止になった。

インタビュー:「父に強制的に電話をかけさせることで、彼らは私に沈黙するよう警告している」

情報源:https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/jewlan-shirmemet-06012020131932.html https://www.rfa.org/english/news/uyghur/coerced-06082020172854.html 翻訳者:Ilik チェック:Yasin 2008年からトルコ最大の都市イスタンブールに住んでいるウイグル人、Jewlan Shirmemet (ジュエラン シルメメット)は、彼の母親のSuriye Tursun (スリエ トゥルサン)が中国の新疆ウイグル自治区(東トルキスタン)で強制収容されていることについて釈放を求めるキャンペーンを発信し始める半年前まで、政治について沈黙を守っていた。2019年の終わりに、彼の母親は懲役5年の刑を宣告され、父親のShirmemet Hudayar (シルメメット フダヤル)と弟のIrpan Shirmemet (イルパン シルメメット)が、2017年4月以降、最大180万人のウイグル人およびその他のイスラム教徒が収容されている強制収容所に収容されたことを知った。 ジュエラン氏はキャンペーンを開始した後、2月にトルコの中国大使館の職員に、詳細は伏せられたまま母親のスリエ氏が「テロリストを支援した」という容疑で投獄されたことを確認した。また、2017年に父親と弟が強制収容されたが、その後釈放されたことを知らされた。 コルガス郡商務局の30年のベテラン職員であるスリエ氏は、優秀な従業員として定期的に表彰されてきたが、2015年にトルコの息子に会うための海外への一度の旅行が「過激主義」とみなされ、ウイグル人旅行者のブラックリストに登録された。ジュエラン氏は母親の無罪を主張し、テロではなくウイグル人のアイデンティティが、当局にとっての最大の脅威という認識の現れであると主張している。 6月1日(月)にジュエラン氏は、3年間会話もできなかったイリカザフ自治県コルガス郡に住む父から電話を受けた。通話中、父親は彼の活動を非難し、母親の釈放のキャンペーンを中止するように言った。その後も、彼は叔父と弟から同様の電話を受けた。ジュエラン氏は当局が父親に強制的に電話をかけさせたのではないか、そして母親が刑務所から釈放されるまで動揺せずにキャンペーンを続けられるかについてRFAのウイグル部にこう話した。...