インタビュー：「父に強制的に電話をかけさせることで、彼らは私に沈黙するよう警告している」

情報源：https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/jewlan-shirmemet-06012020131932.html

翻訳者：Ilik

チェック：Yasin

2008年からトルコ最大の都市イスタンブールに住んでいるウイグル人、Jewlan Shirmemet (ジュエラン シルメメット)は、彼の母親のSuriye Tursun (スリエ トゥルサン)が中国の新疆ウイグル自治区（東トルキスタン）で強制収容されていることについて釈放を求めるキャンペーンを発信し始める半年前まで、政治について沈黙を守っていた。2019年の終わりに、彼の母親は懲役5年の刑を宣告され、父親のShirmemet Hudayar (シルメメット フダヤル)と弟のIrpan Shirmemet (イルパン シルメメット)が、2017年4月以降、最大180万人のウイグル人およびその他のイスラム教徒が収容されている強制収容所に収容されたことを知った。

ジュエラン氏はキャンペーンを開始した後、2月にトルコの中国大使館の職員に、詳細は伏せられたまま母親のスリエ氏が「テロリストを支援した」という容疑で投獄されたことを確認した。また、2017年に父親と弟が強制収容されたが、その後釈放されたことを知らされた。

コルガス郡商務局の30年のベテラン職員であるスリエ氏は、優秀な従業員として定期的に表彰されてきたが、2015年にトルコの息子に会うための海外への一度の旅行が「過激主義」とみなされ、ウイグル人旅行者のブラックリストに登録された。ジュエラン氏は母親の無罪を主張し、テロではなくウイグル人のアイデンティティが、当局にとっての最大の脅威という認識の現れであると主張している。

6月1日(月)にジュエラン氏は、3年間会話もできなかったイリカザフ自治県コルガス郡に住む父から電話を受けた。通話中、父親は彼の活動を非難し、母親の釈放のキャンペーンを中止するように言った。その後も、彼は叔父と弟から同様の電話を受けた。ジュエラン氏は当局が父親に強制的に電話をかけさせたのではないか、そして母親が刑務所から釈放されるまで動揺せずにキャンペーンを続けられるかについてRFAのウイグル部にこう話した。

ジュエラン氏：父親の携帯番号からの電話ではなかったため、彼らが国家安全保障局または警察署から電話したのではないかと思います。 父親はこう言いました、「私はあなたの叔父と兄と一緒に[ここに]来ました」。この話から 3人が彼らの家ではなく、ある場所に行って電話をかけてきたことが考えられます。父と電話で話しているが、実際には私は警察と話している。彼らは私の父を介して話しているのです。

「最後まで戦います」

トルコでは、檻に閉じ込められた猫を救うために人々が出てきます。中国は罪もない私の母を投獄しました。彼らは彼女を釈放しなければなりません。私は[連絡を取り合うための]テクノロジーが非常に発達している21世紀に暮らしています。他の惑星とのコミュニケーション手段が確立している今、地球に住んでいる私たちは家族と話すことができないこの状況は、国家的な恥になるはずです。私はテクノロジーが非常に発達している国の国民ですが、家族と連絡が取れません。彼らがブロックしています。なぜ父は私に電話しないように言うのですか？

父に強制的に電話をかけさせることで、彼らは私に沈黙するように警告しています。彼らは私を脅迫しています。これに対して私は言います：私は決して沈黙はしないでしょう。30年間政府機関に従事していた母が何の罪もないのに閉じ込められている間、私が静かに座っているとはどういう意味になるでしょうか。彼らが母親をまったく理由もなく刑務所に閉じ込めているとき、どうやって私は静かにすることができますか？

私は5年間トルコで法律を勉強しました。母、家族の権利を守るためにできることをすべてやらなければ、この分野で勉強した意味がなくなります。彼らは私に父と「話し」をさせて、私に静かにするように言わせようとしています。私はこのために最後まで戦います。両親、弟が自由に暮らし、お互いに自由に話せるようになるまで、そして両親が普通の生活に戻るまで、私は沈黙しません。