ユスフジャン:元中国のスパイがイスタンブールで銃撃され重症

ウイグルタイムズ

11月2日(月)、過去に強制的にスパイ活動をさせられていたウイグル人男性が、イスタンブールで銃撃を受け重傷を負った。

月曜日の夜、ユスフジャン・アイマイティジャン(Yusupjan amatjan)は、イスタンブールのアヴシラー地区の友人を訪ね、帰宅しているところ、見知らぬ人物により背後から銃撃を受け、腕と肩を負傷した。 ユスフジャンは病院に運ばれ、危険な状態にあった。トルコの警察は現在、事件を調査している。

中国政府は、ユスフジャンを中国のスパイとして、アフガニスタン、パキスタン、トルコでのウイグル人コミュニティに送った。 2019年1月に、ユスフジャンは中国の警察に抵抗することを決意し、東トルキスタンのウイグル人に対する中国の残虐行為をアルジャジーラのドキュメンタリーで証言した。 ユスフジャンによれば、彼は2016年にパキスタンに派遣されてから、2018年後半に中国から逃亡して中国政府への抵抗を決意するまで、トルコ、アフガニスタン、パキスタンのウイグル人の情報を伝えるよう脅迫されていた。

ユスフジャンは、中国に抵抗した数少ない中国のスパイの一人として、海外のウイグル人から大いに称賛された。 ユスフジャンの母親、妻、5歳の娘は、人質として彼の脅迫に利用されていた。 彼はトルコのアンカラにある国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)に亡命を申請した。


ユスフジャンは2019年1月にアルジャジーラTVで証言した

火曜日の夜に入院中の彼の元を訪ねた記者によると、ユスフジャンは現在は意識はあるものの、手術とさらなる治療が待っているということである。