ウイグル問題

ウイグル族が強制収容を証言「満足な食事ない」 ウルムチ暴動10年 東京で集会

情報源 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190706-00000058-mai-int&fbclid=IwAR1pavLkg7F716io89Vwn0jlA7ngv_4sZZpKgcNlA8-CvIKe0lDEpNFl29E 中国新疆ウイグル自治区でトルコ系少数派のウイグル族に対する人権侵害が指摘されている問題で、家族や親戚が中国当局によって施設に強制収容された体験を持つ在日ウイグル族の証言集会が6日、東京都内で開かれた。  集会では冒頭、2015~18年に3回強制収容された体験を持つというメヒルグル・トゥルスンさん(29)が、米国で収録されたビデオ映像で「食事も満足に与えられず、質問に答えられないと殴られ、重度の精神病を患った」と収容の悲惨な実情を訴えた。  トゥルスンさんは、エジプト留学中にウイグル族男性と結婚し三つ子を出産。帰国した際に拘束され、仮釈放された時には子供のうち1人が亡くなっていた。子供がエジプト国籍のため、エジプト政府の協力で救出され、現在は米国で暮らしている。  また詩人と作家の兄2人が強制収容されているイスマエル・アブドゥルハシドさん(36)は、中国当局が施設を職業訓練などのための再教育施設と説明していることについて、「兄は頭がよく、今更職業訓練や教育など必要のない人」と主張。「私たちはウイグル族というだけで迫害に遭っている」と指摘した。  集会後の記者会見では、在日ウイグル族が強制収容への恐れから故郷に戻れないつらさを訴え、日本に定住するに当たって難民認定を柔軟にしてほしいなどの日本政府への要望も出た。  集会は、漢族とウイグル族が衝突し197人が死亡した09年の「ウルムチ暴動」から5日で10年となったのを機に、明治大現代中国研究所などが開いた。【石山絵歩】

海外でのウイグル人はタイで苦しんでいる私達を忘れてはいけない

情報源: https://bitterwinter.org/a-sad-world-refuge-day-for-uyghurs-in-thailand/ 翻訳者:ILIK 6月20日は世界難民デーで、世界中多くの難民にとって希望と新しい人生の日である。 しかし、中国から逃れてタイで亡命を求めたウイグル人難民のためではない。 国際的な抗議行動にもかかわらず、タイはウイグル難民を過密な収容所に5年近く収容し続け、それでも中国に送還すると脅迫している。 2014年からタイのウイグル難民は、ソンクラー州とサケーオ州の収容所で収容されている。2015年7月、国際キャンペーンの後、173のウイグル人がトルコでの新しい生活を始めた。しかし、国際的な抗議にもかかわらず、中国の圧力はタイに重視されているようである。173のウイグル族の釈放からたった1週間後に、タイ政府は100人以上のウイグル人難民を強制的に中国に帰還させた。米国国務省、欧州連合、および国連人権高等弁務官事務所はすべてタイを批判した。 トルコ外務省もこの訴訟を非難し、トルコ政府が国外追放を阻止しようとしたにもかかわらずそれが起こったと述べた。今は、タイにはウイグル難民49人が収容所に収容されており、中国に送還される恐れがある。2015年1月、難民たちはイスタンブールでのウイグル人ジャーナリストに健康問題と収容所の非常に恐ろしい生活状況についてこう訴えた:3歳の男の子を含む3人のウイグル人は、タイのムスリム協会のような援助団体の努力にもかかわらず、死亡した。その中、2018年8月1日、27歳のウイグル人難民でいるビラルは収容所で死亡した。虐待に応じて、ウイグル難民の中には、タイ当局に彼らに対する極端な対策について強く訴えた。例えば、一部のウイグル人難民は拘禁中の欲求不満をハンストと自傷行為と表した。2017年11月に、20人のウイグル人が収容所から抜き出し、そのうち11人がマレーシアへ逃亡した。歓迎すべきことに、マレーシアは11のウイグル人をトルコに解放した。 世界難民デーの宣言の中で、ウイグル人権プロジェクト(UHRP)のディレクターであるOmer Kanat氏は、次のように述べている:「タイで開催されたウイグル難民は直ちに解放されるべきである。タイ政府は彼らの自由を約5年間奪われてきた、彼らの不安に生活を終わらせる時が来た。もし、ウイグル人が中国に返還されれば、彼らは彼らの迫害者の手に渡るでしょう。Omer Kanat氏は、タイは「ドイツとスウェーデンと同じく、中国へのウイグル人の強制送還を終わらせるべきだ」と付け加えた。 世界難民デーのチャンスで、私たちはタイ政府に、国内に残っているウイグル人の虐待早く終わらせるよう強く要請する。 海外でのウイグル人は、タイで苦しんでいる兄弟たちを決して忘れなく、彼らの解放までキャンペーンを続けるべきである。

ウイグルと中国に関する週刊ニュース – 6月9日

原本:http://uighurtimes.com/index.php/weekly-news-brief-on-uighurs-and-china-june-9/ ウイグルタイムズ; 6月9日投稿 翻訳者:Boran 中国政権の防衛大臣は天安門広場虐殺事件と占領下の東トルキスタン強制収容所を否定する アジア最大の防衛サミットであるIISSシャングリ・ラ対話は、5月31日から6月2日までシンガポールで開催された。首脳会談の最終日に、魏鳳国防相は1989年の天安門広場での血まみれの弾圧と占領下の東トルキスタンでの何百万のウイグル人に対し進行中の大量収容(別名中国新疆)を擁護した。魏氏は、中国のいわゆる「安定と発展」を確実にするためには両方の措置(すなわち大量殺戮)が必要であると述べた。 スピーチ後の質疑応答セッションで彼は、「”新疆”にいる人々の生活の質は向上し、安全で安定した生活を送っている」と述べた。 彼はまた、「中国の急速な経済成長と国民の生活水準の向上は、北京の行動の正当性を確証する」と述べ、世界をだますことを試みた。 「それゆえ、新疆における中国の政策は絶対に正しい」と魏氏は述べた。 2019年6月2日、全文:https://sg.news.yahoo.com ウイグル危機に関する声明 世界ウイグル会議とウイグル人権プロジェクトが開催した会議「中国の残虐行為に直面している:ウイグル危機への世界的対応」が始まった際に、Nancy Pelosiはこの声明を発表した: 「ウイグル族のコミュニティが直面している中国政府による際限のない抑圧は、全世界の良心への挑戦であります。超党派の下院は、世界ウイグル会議とウイグル人権プロジェクトの勇気ある男女と、ウイグル人が受けるに値する自由と民主的な未来のための戦いを続けているすべての人たちに敬意を表します。私たちの心と思いは、厳しい規制を含む宗教的な迫害に直面しているウイグル族のコミュニティにあります。今日そして何日もの間、私達は監視されている、収容所で姿を消している、”再教育”の努力に苦しんでいる何百万のウイグル人の物語および怒りを共有し、私たちのコミットメントを再確認します。」 2019年6月6日、全本: https://www.speaker.gov

中国政府はキャンプで拘束されているウイグル人に化学武器を使っている

情報源:http://iuyghur.com/?p=10974 作者:Arkin sedik 翻訳者:ILIK 編集者:Boran 東トルキスタンの強制収容所で拘束されていた数人のウイグル人とカザフ人の証言によると、被収容者は白い粉末のような薬を強制的に飲まされるという。私(筆者)に情報を伝えた人の知り合い(中国中央公安局で勤めている人)の話によると、その白い粉末は化学毒物であり、慢性中毒を引き起す;中国の高官達はウイグル族に対しその化学毒物の投与量およびウイグル人被収容者を死に至らせるために必要な収容時間について検討をしていたという。 情報を伝えたもう一人によると、2009年7月5日の事件で捕まったウイグル人若者はこう語ったという「刑務所に入れられた時に、毎日白い粉末なような薬を強制的に飲まされた。その薬を飲むと精神的に障害があったり、体が無力になったりした。」 中国政府は東トルキスタンのウイグル人の生物的な情報とDNAデータベースをすでに集まっており、これに対し海外の専門家とウイグル人科学者達は、ウイグル人の生物的な情報とDNAデータベースは内臓販売と生物実験に使われていると考えている。上記の新しい情報はこの見方の正しさを証明している。 東トルキスタンのウイグル人は中国政府による虐殺を受けている。海外のウイグル人達はやむを得ない状態であり、精神的ダメージを受け続けている。私達海外にいるウイグル人はいくら頑張っても中国政府の非人道的民族浄化に対し国際社会を直ちに緊急措置をとらせることができなかった。もしあなたに良い意見やアドバイスがあれば、教えてくださいますようお願い申しあげます。

新疆「再教育キャンプ」に存在する「雄羊雌羊交尾室」 自らの恐ろしい経験

情報元:http://www.soundofhope.org/gb/2019/04/16/n2810991.html 翻訳者:ilik 編集者:Boran 新疆の「再教育強制収容所」から釈放されたばかりのカザフ人が、「Winter」誌に拘禁中の苦痛な経験について手紙を送った。手紙ではたとえ彼が中国政府によって処刑される危険に直面したとしても、地元の民族に対する残酷な迫害を開示しなければならないと述べている。また、彼は国際社会に注意を払うように呼びかけ、「このファシスト強制収容所」が直ちに閉鎖されないならば、ウイグル族とカザフ族にとって大虐殺になるだろう」と書いている。 中国における宗教の自由と人権に焦点を当てた「Winter」誌は、4月15日にKazakh(Asan)から手紙をもらった。しかし、現在、手紙の内容を確証することはできない。 Asanは、「再教育キャンプ」での実際の経験を国際社会に公開することを望み、「まだ生きているのであれば、自分の言葉で証言したい」と述べた。 体罰、洗脳、侮辱 Asanは、彼が交通規制に違反したために交通警察隊に連れて行かれたと述べた。彼は「他の罪を認めないと厳しい処罰を受ける!」と警察に威嚇された。犯罪経歴がない彼は警察のスタンガンを打たれ、記憶が戻った時はすでに刑務所に送られていた。彼の恐ろしい経験はここから始まる。 Asanは全身裸にされて検査を受け、それからいわゆる「軽い犯罪」を起こした囚人が収容されている獄舎に送られる。セルの真ん中には2列の小さな木製ベンチがあり、日中は皆がベンチに座る。夜は強壮な人がベンチで寝るが、弱い人は地面で眠る。毎日の食事は饅頭と水道水で、セルの衛星状況は非常に悪いため、一部の人々が病気に感染している。 拘禁中、彼らは毎日共産党を賛美する歌を歌う。洗脳を余儀なくされたことに加えて、拘留されたウイグル人とカザフ人も中国当局から尊厳を奪われている。 Asanは手紙で、刑務所の警備員によって「雄羊雌羊交尾室」と名付けられた部屋があることを明らかにした。「ここ部屋では、拘束されている「囚人」らは半年に一回妻と「親密な関係」を持つことが許される。しかし、この部屋も当局によってカメラが設置され、警備員達は監視室で部屋内を監視し、夫婦が出て来たときに彼らを嘲笑している。私が拘束されている間に、何人かのカザフ女性は監視のもとで夫と侮辱的な“親密な時間”を過ごした」。 殴打、侮辱されるのは当たり前のこと  「刑務所では、漢族の囚人(麻薬、賄賂、犯罪などに関わった犯罪者)の「待遇」がカザフ族よりはるかに良い」というAsan。「漢族の囚人がカザフ族の囚人を殴った場合、警備員は邪魔をしない。逆の場合、警備員はカザフ族の囚人を殴って気絶させる。」 「さらに、強制収容所には食肉処理場で肉を吊るために使う鉄製フックが並んでいる『拷問室』がある。私たちは手錠をかぶっていた状態でベンチの上に立たせ、手錠を鉄製フックに掛けさせ、ベンチが退ける。私たちは新鮮な肉のようにぶら下がっている。フックに掛かっている毛布のように、『新鮮な肉』は棒で殴られる。私は棒で殴られ、気絶した。」 中国政府の迫害は、イマムや宗教的信念を持つカザフ人(ムスリム)にとってさらに深刻である。ムスイムは拷問室の中央に小さなベンチに座らせ、周りに4人の漢族囚人が座る。ムスリムは両手膝の上に乗せ、天井に向かって座る。首が疲れていて、体がわずかに傾いて、口がわずかに動いた場合、漢族の囚人はムスリムを殴る。迫害政策に積極的に協力して「優秀」を目指す漢族囚人は「刑期を減す」ために、精一杯「努力」する。 家族が殺害されても、疑惑さえできない 拘禁中、Asanは当局によるカザフ人の死を目撃した。 Asanによると、65歳のカザフの老人が彼の目の前で殺されたという。しかし、驚くべきことは、殺された老人の家族には、30分以内にいわゆる「高血圧による死亡」と書かれた「剖検報告」が手渡しされた。家族は殴られた跡や窪まれた胸骨を見たが、疑惑さえできなかった。なぜなら疑うことが投獄の理由になるからだ。 手紙の最後には、次のように書いていた。「国際機関が調査に来ると言われている。当局が私達を解放した理由はこれかもしれない。」「手紙を送ったことがバレたら、私は殺されるかもしれないが、この情報を国際社会に伝えたい。」「これはいわゆる『学習センター』ではなく、地元の少数民族のために作られた『ファシスト強制収容所』だ。私たちは国際組織が早速調査することを期待している。このファシスト強制収容所が直ちに閉鎖されない場合、ウイグル族とカザフ族が絶滅される」。

新疆政協委員は「世界新疆人会議」を開催することを提案

ニュース源:ラジオ・フリー・アジア https://www.rfa.org/mandarin/yataibaodao/shaoshuminzu/ql-01182019095150.html 作者:Qiao Long 日本語翻訳:《ウイグルタイムズ》ボランティアー Bilge 編集者:Boran 新疆ウイグル自治区(東トルキスタン)第12回政協会第2会合で、政協委員が2019年に第1回「世界新疆人会議」を開催することを提案した。提案は地元の漢族実業家によってなされた。地元の人は我々に、多くの漢民族が新疆に移住したこと、多く地元のウイグル人が、拘束されたこと、都市や田舎に地元の人がほとんどいなくになることを明らかにした。海外ウイグル人組織は、「世界新疆会議」という名付けで「世界ウイグル会議」の国際的影響を抑制する当局の試みに抗議した。 金曜日早朝のZhongxinの報告によると、政協委員銭ジンナイ氏は、第12回CPPCC新疆ウイグル自治区(東トルキスタン)全国委員会の第2回会では、新疆の発展を支援するために、今年は初めて「世界新疆会議」開催することを提案した。レポートによると、今月上旬に終了した新党党委員会経済作業会議では、将来は3つの大きな厳しい戦いを打ちし、「三つの鍵」の仕事をしっかりと推進し、そして実体経済を活発に発展続けることを決定した。銭ジンナイは、これは一つずつのプロジェクトに実装する必要があると述べ、世界新疆人民会議を開催し、新疆の人々は新疆の高品質な発展に貢献するために新疆に集まる。不完全な統計によると、本土および世界中で働いて勉強している新疆の人々は地理的に多様であり、すべての人生の歩みにわたってそしてそれぞれの分野に広がっている。 銭ジンナイは、これが新疆と本土および世界との間の交換・協力を促進し、新疆のプラットフォームを紹介することができると述べた。 世界ウイグル会議のスポークスマンディリシャティ氏は、今週の金曜日にRadio Free Asiaに、中国政府が世界ウイグル会議の影響を世界新疆会議で排除しようとしていると語った。「中国政府は、世界新疆会議を開催することによって、世界ウイグル会議の政治的影響を排除しようとしている。同時に、ウイグル人の心の中の世界ウイグル会議の位置を取り替えようとしている。現地で実装されている極端的な政策を正当化または隠蔽するために、中国当局は世界新疆人民会議を開催することによってより多くの声を勝ち取ろうとした。」 ディリシャティ氏は、この動きは計画的な方法で少数民族の文化を排除し、その真の目的を達成することであると述べた。「中国の計画的な推進の下で、いわゆるー政協委員は特定の政治目的を持った提案を提案するだろう」。 広報によると、政協委員銭ジンナイ氏は浙江省温州市楽清で出身、およびDehui(德匯不動産グループの会長。百度百科事典によると、銭ジンナイは3番目に優れた起業家、中国の民間企業の傑出した代表、国内のトップ10の正直な模範代表、そして西部地域の発展において新疆のトップ10の人々を獲得していた。彼は世界温州人年度人物でトップ10に選ばれた。さらに、銭ジンナイは、二度の全国青年連盟、ウルムチ人民会議の常任委員会、新疆青年連盟の副会長、および新疆商業連盟の副会長も務めた。 カザフ人権機関Atazhultの青少年団体の創設者の一人であるSergek氏は、Radio Free Asiaに,新疆当局が宗教的根絶とジェノサイドの目的を達成するために国際社会を欺いていることを伝えた。「すべての人類を欺くためのトリック。前回、中国当局は、ジャーナリストを含むいくつかの国から外交官を招き、喜びと幸福に満ちたいわゆる政治学習センターや拘禁されている人々を訪問させました。これは第二次世界大戦中のドイツのナチスの実習 とまったく同じです。」 新疆(東トルキスタン)再教育キャンプで何百万にもわたる数民族のイスラム教徒が拘禁されたことで、国当方に対し国際社会からの避難がますます増えている。従って、中国の外交官は、中国の新疆(東トルキスタン)政策を批判する声を排除することを望んで、多くの国に表明をした。 匿名を要求したムスリムは、ウイグル族は主要都市ではめったに見られないとFreedom...

アメリカ参議院「ウイグル人権政策法案」改めて提出

原本:https://www.voachinese.com/a/us-congress-uyghur-bill-20190118/4748703.html 翻訳者:iletmish 編集者:Boran アメリカ参議院は木曜日(1月17日)に新たな法案を提出した。この法案は大量のウイグルなどイスラム教に信仰する少数民族を政治再教育キャンプに収容している中国当局を制裁することに道を開くと考えられる。 「ウイグル人権政策法案」はアメリカ国会参議院議員であるマルコ・アントニオ・ルビオMarco Antonio Rubio)氏とロバート・メネンデス(Robert Menendez)氏が共同で提出した。この法案によると、アメリカ合衆国国務省、連邦捜査局とほかの情報部門が新たな職位を設置し、中国当局が引き続き実施している再教育キャンプの研究を義務付けられるという。これはアメリカが中国当局に対する圧力が一層強くしたことだと言われている。報道によると、中国当局が百万人のウイグル人イスラム教徒を政治教育センター収容された。 この法案により、連邦捜査局はアメリカ在住のウイグル人に対し、過去二年間に中国安全部門によって脅威されたのか、中国に送還されて政治的な洗脳を受けたかについて調査を行う。 この法案は更に「マグニツキー法(Magnitsky Act)」に基づき、再教育行為に関わった人物を資産凍結や国際金融機関によるいかなる商業活動も禁止、旅行制限などの措置で制裁することを言明した。 メネンデス氏は「この法案は、アメリカと中国が戦略的な競争の新しい時代の中にあることを意識して定立したものである。私たちのこの重要な努力は、私たちの普遍的価値を持って、百万人のウイグルイスラム教徒が中国政権によって不適切に収容され、労働改造キャンプに拘引されることを見逃すことはない」と語った。 アメリカの国会参議院は去年、この法案のようにもう一つの法案を提出したが、当時は前期国会にて議論されなかった。

米上院は「ウイグル人権政策法案」を再提出

ニュース源:https://www.voachinese.com/a/us-congress-uyghur-bill-20190118/4748703.html?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter 日本語翻訳:《ウイグルタイムズ》ボランティアーKurash 編集者:Boran 公開日時:2019月年02月14日 木曜日(1月17日)に米国国会議員は新たに一つの法案を再提出した。この法案は中国が多数のイスラム教徒の少数派を再教育収容所に入れることに対して制裁措置を取ることを可能にするかもしれない。 「ウイグル人権政策法案」は米国上院議員のルビオとメネンデスによって共同で立ち上げられた。この法案に従って、米国国務省、連邦捜査局およびその他の諜報機関は新しい職位を設定し、中国の継続的な再教育プログラムに関連する問題を研究する予定である。この動きはワシントンの北京に対する継続的な圧力だと考えられている。情報によると、100万人以上の人は中国当局によって政治洗脳センターに入れられ、その大部分はムスリムのウイグル人である。 上院議員が再提出した新法案の一環として、米国連邦捜査局はまた米国に住んでいるウイグル人が過去2年間にわたって中国の国家安全保障局から脅迫されたか、政治的な洗脳のために中国に送還されたかどうかを調査する。 この法案はまたグローバルMagnitsky法を基に、再教育プロジェクトに関与する中国当局者に財政的制裁および旅行制裁を実施することを再検討する。 メネンデスは 「この法律は、我々が現在、中国との戦略的競争の新たな時代にあることを認めている」と語った。 「私はこの重要な努力を始めることに手伝えてとても嬉しいです。そして私たちが私たちの価値観を放棄しないです。100万人のイスラム教徒が中国の独裁政権によって不当に拘禁され、強制収容所に入れられた時に、私たちは見ていない振れにはしないです。」 米国上院は昨年11月に同様の法案を提出したが、前回の国会期間中の議論には間に合わなかった。

世界で最も幸せなイスラム教徒たち」が彼らの幸福とどう向き合っているのか

Gene A. Bunin July 27, 2018 前書き:この記事の主旨は、1年半以上に渡り著者が考察した、中国本土(中国内地)と中国の新疆ウイグル自治区に住むウイグル人の声、考え、素行を国際社会に伝えることです。登場人物を守るため、彼等が特定されてしまう恐れのある名前、場所、時間、又はそのような情報を意図的に隠し、変更しています。引用した個人の言葉は、記憶に残ったウイグル語の会話から抜き出したものであり、翻訳も加えたため、正確な引用とはなりません。しかし、本質的な内容を維持しており、読者に理解していただけることを願っています。 約1年前、中国内地にあるウイグルレストランをフードガイドにまとめる旅に出ていた。最初にカリム氏のレストランに入ったのもその為であった。この旅で、中国内地の50都市、200軒近くのレストランを取材しましたが、カリム氏が経営するレストランは特に印象的だった。最高に美味しいスパイシーなピラフだけでなく、1~2時間座っていても楽しいほど暖かい人間味があるコミュニティでもあった。カリム氏は素晴らしいホストであった。顧客としばしば交わす会話は時の重い話題に触れながらもユーモアなものであった。 カリム氏のレストランに何度か行ったが、一度、ウイグル人が漢民族の大都市で直面している差別が話題になったことがあった。そこにいた何人かの顧客があげた例は宿泊探しだった。内地のホテル側が空き部屋がないと主張し、ウイグル人訪問者の宿泊を頻繁に拒否していた。ウイグル警察官でさえ宿泊が拒否されたと誰かが笑い話にしていた。複数の言語が話せるカリム氏は、そのほりの深い顔立ちで中東から来た外国人のようだった。そんなカリム氏は、時々ホテルの受付スタッフに英語で話しかけていたそうだ。ホテルのスタッフは空き部屋があるといったものの、宿泊手続きを始めるなかで、彼の“ウイグル族”と印字された身分証明書を見たとたん、空き部屋がなくなり、満室だと言うのが常であった レストランで私の正面に座ったカリム氏は、中国内で差し迫った軽蔑と人種差別を受けている別のグループ、アフリカンコミュニティの存在も話してくれた。彼によると、中国の地下鉄で起きたある事件で黒鬼と呼ばわれた黒人は、漢民族の相手を殴り返したそうだ。これが国際メディアに報道され、その後の法律への改善につながり差別問題も改善されたと、カリム氏は言った。彼はその後、BBCのような海外メディアと連絡をとる良い方法はないかと私に尋ねた。そうすれば、中国内地にいるウイグル人にとっても同じ改善が得られるかもしれないと。しかし、中国政府に報復される可能性があり、外国のメディアと連絡を取ることが非常に危険と判断しあきらめた。 だが、すぐに明らかになったように、このような「マイルドな」差別は、ウイグル人が抱える問題の中で、取るにも足らずものとなった。カリム氏と私はこの会話をしていた2017年春に、彼の故郷である新疆(1000万人以上のウイグル人が住む)は、すでに中国政府が主張するテロリズムと宗教的過激主義への突然の「全面的な攻撃」の矢先に立たされていた。翌年には、全般的な弾圧が始まり、新疆ウイグル自治区全体が警察国家に変わった。ウイグル人の生活のあらゆる側面が監視され、潜在的に100万人のウイグル人が徐々に強制収容所に収監され、刑務所に投獄され,又は「消えていった」。収容所の存在や収容所内の生活についての証言として、不健康な生活環境だけでなく、規則的な暴力、拷問、洗脳についてもレポートされている。建設工事の入札やそれらに係わる求人情報は、新しい収容所が続々と建設されていることも示していた。中国政府もまた、新疆以外の中国内地や海外に住むウイグル人を故郷に戻るように命令し、彼等を新疆に戻すため惜しまない努力と、その徹底振りを見せた。海外のウイグル人が命令に背かないように、彼等の親や親戚を拘禁したり、人質に捕っていた。 多くのウイグル人にとって2017年の春は、人権、暮らし, アイデンティティ,そして基本的な自由を失う、ウイグル民族が大きく損なわれる期間の始まりであった。カリム氏が後に命を失ったのと同じく、多くの命が失われることになった。 過去にイスラム教徒が多数を占める国々に合法的に訪問していた、或いは住んでいたウイグル人たちが特に危ないグループとされ、このグループに属していたカリム氏は(彼は3カ国に住んでいた)、ある日手錠をかけられ、連行され投獄された。カリム氏のレストランがある近所を最近再び訪れた時にそう聞かされ、その後のことばは、「彼が“長引いた重労働の後に死んだ”」というものだった。 少なくとも、それは出来事を政治的に適切な表現で伝えたのだった。読者の立場によって、彼が国家によって体系的に殺害されたと言った方が適切かもしれない。 あるいは、全てを完全に否定する方が適切かもしれない。 結局のところ、これらの問題について中国に対抗した試みが遭遇したことは、中国政府の断固とした否定であった。2017年の夏、中国政府は(ウイグル人である新疆党委の対外宣伝室(外宣办)副主任のアイリティ・サリイェフ氏(漢字:艾力提·沙力也夫)に,「世界で最も幸せなイスラム教徒は新疆に住んでいる」と特別に述べさせた。そして2018年の初めごろに、中国外務省報道官の華春瑩(ホァチュンイン)が声明を発表し、「“新疆のすべての民族が平和で満足に生きて働いていることと、平穏で進歩的な生活を楽しんでいることは、誰もが見ることができる”」と述べ、ウイグル人への弾圧に対する懸念は、“不当な批判”であり、“中国内政への干渉”であると示唆した。中国は、問題の議論を試みる欧州諸外国の外交的な招待を拒否した。 また、この読者皆さんの目から見て、中国の声明が「正しい」、或いは「情報が知らされてない」、又は「完全な嘘」だと、世界的にひとつの見方になることは直ぐにはないであろう。しかし、誰にも同意してもらえることと言えば、:幸せであるかといった主観的な感覚は、当事者のウイグル人本人たちに話しをさせることが最善の方法であるということである 残念ながら、新疆に関する情報を全く「無」にする為に中国政府が行っている、静かに確実に推し進めている努力を考えれば、ウイグル人の生の声を聞くことは非常に難しい。加えて、多くのウイグル人が強制的に帰郷させられ、或いは親族が人質にされていると、彼らは声をあげることができない。声を上げたものはその親戚が投獄された。他にも、外国人が普通のウイグル人と如何なる会話もできないように、直接又は間接的な措置が中国政府に取られている。特にジャーナリストは非常に厳しい監視下におかれていて、彼らがインタビューしようとするウイグル人の誰もが恐怖のあまり正常に、正直に話せないのが現状である。新疆を訪れた外国人観光客のうち、私が話したことのある大勢は、電車内や、都市間に設置された数多くの検問所で尋問されたことを話していた。2017年の秋にウイグル人の家に足を踏み入れた直後、警察に連れて行かれたことを話してくれた外国人の友人は、「お茶を飲んで4分間、警察で4時間」と揶揄していた。また別の2人の学者は、昔から往来していた町への出入りが拒否され、その理由も説明されてないと話してくれた。新疆の長期滞在者の一人は、2週間尋問されたあげく、中国から完全に追放された。 2018年には、ウイグル人の知り合いと一分以上話をすると、ウイグル人側が警察に尋ねられる危険性があることから、個人的なチャットでさえ、モラルのジレンマに変わってしまった。多くのウイグル人は、自身の安全を懸念し、外国人の友人のほとんどを中国の(高度に監視された)”WeChat”アプリから削除した。より安全な海外SNSアプリは、それを使うために必要なVPNソフトへの繰り返しの取り締まりと新疆住民の携帯電話に政府のスパイウェアが強制的な装着されているため、選択肢から外されていた。海外への電話や海外からの電話も危険な行為となった。...

Ilham tohti (イリハム トフティ) 教授の投獄5周年を迎えた

原本:http://weiwuer.com/?p=987 日本語翻訳:《ウイグルタイムズ》ボランティアー Ilik 編集者:Kuk bure 今日はウイグル人の有名な学者であり、ウイグルのフリーダムファイターのIlham tohti教授は中国共産党によって投獄5周年を迎えた。ウイグルの公民権運動の主力人物の一人として知られるイリハム教授は、中華人民共和国憲法の範囲内で平和且つ合理的な方法で本民族(ウイグル人)の基本的権利を実現するために頑張って来た。彼はウイグル人の英雄だけでなく、更に世界中で平和、合理的で非暴力市民権運動の模範でもある。 イルハム教授は授業中に科学と真実を教えているとともに、イルハム教授はペンを使って、中国の各民族また世界に公正な民主主義を追求する民族の決意を示した。イルハム教授は優秀な教師だけでなく、家庭では優しい父親である。 彼はまた、社会に人性と友愛を無私の伝わる明るい光である。勇気と大胆不屈な精神は、イリハム教授に体現されたウイグル族共有の優れた品質である。真理を求める者として、公正さと正義を叫ぶ時代の先駆者であると信じて来たため、中国共産党の様々な誘惑または、生命に対する脅威さえもイルハム教授を後退させることはなかった。5年前の今日、邪悪な中国政府は無罪のイリハム教授を「国家分裂罪」で終身刑を宣告された。 共産党の統治下の暗い社会の中、イルハム教授は自分の自由を犠牲にし、弾圧されている数千万のウイグル人の自由に叫ぶ民族英雄である。 今日、「ウイグルタイムズ」はすべてのウイグル人の代表として、私達の最も熱心の願いを私達の兄弟、指導者そして民族英雄であるイリハム・トフティ教授に送る。彼の健康とできるだけ早く自由を取り戻すために祈る。イリハム教授の精神は、何千万のウイグル人による自由と正義の追求を表しているだけでなく、民主主義と平和を愛し、公正と正義を支持する世界中の人々の最も高尚な理想を体現した!イリハム教授がいつかノーベル平和賞を受賞することを願っている。これは彼の自由と民主主義のための戦いの精神への最も賛辞となるでしょう。 中国共産党の暗い統治下の東トルキスタンでは、数百から数千名のウイグル、カザフ族の学者はイルハム教授と同じく憲法上の権利を主張したため、投獄され、あるいは「再教育強制収容所」に入れられた。 私達はイルハム教授の運命に注意を払うよう世界に呼びかけながら、世界中の良心のある人々に、東トルキスタンで行方不明になっているウイグル族学者の現状に注意を払うように依頼する。国際社会に、ウイグル人の学者を含む300万人の無罪のウイグル人を無条件で釈放するように要請する! イルハム教授の大胆不敵な献身は、「ウイグルタイムズ」のすべてのメンバーとボランティアにつながれた。 今日、「ウイグルタイムズ」はイルハム教授のために声を上げ、世界中の読者に約束する:私たちは自由と正義を追求するイルハム教授の概念を進めて、ウイグル人の解放のため頑張る。