中国はウイグル自治区を訪問しようとするドイツ人権代表団の要請を拒否した

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原本:South China Morning Post 2018年12月5日

https://m.scmp.com/news/china/diplomacy/article/2176508/china-rejects-german-human-rights-delegations-request-visit

 

翻訳者:Ilik

編集者:Boran

ドイツ外務省によると、中国政府は「再教育収容所」の現状を調査するため調査申請(ウイグル自治区 = 東トルキスタン)をしたドイツ人権代表団の申請を拒否した。

 

ドイツの人権委員会委員ベーベル・コフラー氏(Barvel Kofler)は、この要求について述べた:「これは、木曜日と金曜日にラサ(Lhasa)で開催されるドイツ・中国人権対話準備の一環だった」。

 

コフラー氏はこう言う:「私は100万人以上と推定されている大量のウイグル族が強制収容所に強制的に入れられたという報告にショックを受けた」。彼女は再びウイグル(東トルキスタン)への調査申請を行うと述べた。

 

彼女はまた、チベットでの会議中に中国の宗教的自由、市民社会及び他の人権問題に対するドイツ側の懸念を提起すると述べた。

 

ドイツはウイグル自治区の強制収容所を含む中国の人権前科を非難するため活躍している。

 

中国政府は、再教育収容所(強制収容所)について「職業訓練センターであり、反テロ活動の一部である」と主張しているが、批判家は、収容所中でウイグル族は人権侵害を受けていると中国を非難していると反対している。

 

元収容者や監視された人達は、収容所の人々は刑務所のような条件に服し、宗教や文化を放棄しなければならないと証言している。

 

11月に中国を訪問した際、ドイツのホーコ・マース (Heiko Maas) 外相は、北京が収容所の状況についてもっと透明するよう促した。ドイツは米国とフランスと共に、11月ジュネーブで行われた中国人権記録の国連レビューで、中国にキャンプを閉鎖するよう求めた。

 

先週、ウイグル族の女性ミリグル・トゥルサン(Mihrigul Tursun)は米国議会で、「再教育収容所の1つに拘束されている間に複数回拷問された。その収容所では多数の拘留者が死亡した」と語った。

 

チベットでの対話後、コフラー氏は北京に戻り、国家訪問のFrank-Walter Steinmeierドイツ大統領と出会う予定である。

 

昨年の人権対話は、中国政府から何も言わずに却下された。その理由について中国とドイツは何の説明もしなかった。

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