ウイグルと中国に関する月刊ニュース – 9月30日

まとめ:Boran

チェック:Yasin

ウイグルタイムズJP; 9月30日投稿

 

9月は日本メディアによって、ウイグルと中国に関するニュースが多く報告された。詳細は以下の通りである。


 

中国は永遠に民主化できない…天安門事件より深刻な事態に陥る可能性

 

現代ビジネス:「英国が最終的に香港返還を決断したのも、自由化・民主化が進むと考えたからであり、現在のように、毛沢東暗黒時代への回帰を目指す習近平政権では、香港返還などあり得なかったと断言していい。」

「中国が永遠に民主化できない」理由を巡って、国際投資アナリスト 大原 浩氏のアナライズを見てみよう。

リンク:https://gendai.ismedia.jp/articles/-/66818  2019年8月30日


ウイグルマンガ「私の身に起きたこと」

ワピピネット:清水ともみさん作のウイグルマンガ 第二弾「私の身に起きたこと」 が掲載された。リンクは以下の通り(リンク:https://wapipi.net/home/?p=507     2019年9月1日)

日本語:https://wapipi.net/home/wp-content/uploads/2019/09/uy0830.pdf

英語:https://wapipi.net/home/wp-content/uploads/2019/09/uy0830_en.pdf

中国語:https://wapipi.net/home/wp-content/uploads/2019/09/uy0830_cn_tr.pdf

トルコ語(Türkçe):https://wapipi.net/home/wp-content/uploads/2019/09/uy0830_tur.pdf

ウイグル語:https://wapipi.net/home/wp-content/uploads/2019/09/uy0830_uy.pdf

ウイグル語(ULY):https://wapipi.net/home/wp-content/uploads/2019/09/uy0830_uly.pdf


香港デモで利用者急増の通信アプリ「Bridgefy」を生んだ米国企業

Forbes Japanニュース:ウイグルやチベットで行われている弾圧・抑圧の情報が世界に広がらない理由は、中国政府による厳重な情報コントロールにある。一方、香港で行われているデモ隊に対し、警察の暴力の実態は世界に広がり、注目を浴びている。その理由の1つが、このアプリにあるのかもしれない。

リンク:https://forbesjapan.com/articles/detail/29442/1/1/1   2019年9月3日


iPhoneエクスプロイトのターゲットはウイグルのイスラム教徒?──TechCrunch報道

IT Mediaニュース:米Googleの脆弱性調査プロジェクト「Project Zero」が8月29日(現地時間)に解説したiPhoneを狙ったエクスプロイトのターゲットはウイグル人だったと、米TechCrunchが9月1日、この件に詳しい情報筋の話として報じた。詳細はリンクへ。

リンク:https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1909/02/news065.html      2019年9月2日


中国、iPhoneとアンドロイドにハッキング ウイグル族向けのサイト改ざん

CNNニュース: 中国政府とつながりのあるハッカーが今年、ウイグル族の利用者が多いサイトに侵入し、サイトを訪れたユーザーの携帯電話に監視ソフトをインストールするようプログラムを改ざんしていたことが分かった。複数の企業による調査で明らかになった。詳細はリンクへ。

リンク:https://www.cnn.co.jp/tech/35142259.html   2019年9月5日


iPhoneハッカー集団、AndroidとWindowsも標的に 狙いはウイグル人

Forbes Japanニュース:中国政府は長年にわたりウイグル人を抑圧しており、ウイグル人に対する監視が広く行われている。そのような中、ウイグル人のコンピューターやスマートフォン(iPhoneやAndroid)が感染していることは一体…

リンク:https://forbesjapan.com/articles/detail/29504     2019年9月5日


中国のウイグル族問題を国連総会で提起へ 米国務長官

NHKニュース:アメリカのポンペイオ国務長官は、大勢のウイグル人が不当に拘束されているとされる問題について、9月に開かれる国連総会で提起し、各国と連携して中国に解決を促す考えを示した。詳細はリンクへ。

リンク:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190907/k10012067801000.html     2019年9月7日


故郷の警官から脅しも=在日ウイグル人、家族思い不安の日々-帰郷で拘束の恐れ

 JIJIニュース:100万人以上のウイグル人が「強制収容所」に送られているとされる中、日本で暮らすウイグル人の多くが帰郷できない状況に置かれている。多くの人が故郷の親や警官から「家族を連れて帰ってこい」と電話を受けており、帰郷すると、強制収容所に送られることが明らかになってきている。また、中国政府からパスポートの更新をされず、「旅行証」を渡されることも多く発生している。詳細はリンクへ。

 リンク:https://www.jiji.com/sp/article?k=2019090700390&g=int     2019年9月9日


米国上院のウイグル人権政策法案の通過にウイグル人は興奮した

ウイグルタイムズ:2019年9月11日に、米国上院はマルコ・ルビオ(Marco Rubio)上院議員とボブ・メネンデス(Bob Menendez)上院議員によって提出された超党派法案である「2019年のウイグル人権政策法」が可決された。上院議員は、新疆ウイグル自治区(別名東トルキスタン)における、トルコ系イスラム教徒に対する重大な人権侵害を非難し、中国の内外でこれらの少数民族に対する恣意的な拘禁、拷問、嫌がらせの終了を求める法案を提出した。詳細はリンクへ。

リンク:https://jp.uighurtimes.com/?p=371     2019年9月12日


ウイグルタイムズ:2019年8月にウイグルを訪問した2名のジャーナリストは「強制収容所」の実態について発表した。これは中国政府にとって直撃となるだろう。詳細は全文へ。

アルバニア人教授兼ジャーナリスト:ウイグル 「再教育センター」を訪問後にショック

リンク:https://jp.uighurtimes.com/?p=367   2019年9月12日

 

新疆ウイグル自治区(東トルキスタン)における中国の抑圧の報告は「100%真実」:ヨルダンのジャーナリスト

リンク:https://jp.uighurtimes.com/?p=376     2019年9月13日


世界に伝える ウイグル族強制収容所 【日本初公開】

アジアンドキュメンタリーズ:オーストラリアで暮らす多くのウイグル人たちが、中国政府によるウイグルへの弾圧について、ついにその実態を世界に伝えようと決心し、悲痛な心情を証言した。 “世界最大の刑務所”といわれる自治区を、中国政府がどのように運用しているのか、研究者たちの検証、収容所内部の映像、施設内での強制労働など内部の様子についても詳細な証言がアジアンドキュメンタリーズによるこのドキュメントにまとめられている。また、多くの子どもたちが親元から引き離され、寄宿学校に送られて、中国化するための再教育が行われている実態についても、詳しく報告されている。詳細はリンクへ。

リンク:https://asiandocs.co.jp/set/219/con/215?from_category_id=1


新疆の漢族教員「ウイグル族の子どもたちを守れ」

Bitter Winterニュース:中国共産党がウイグル文化と言語を破壊し、その過程でウイグル人の青少年を精神的に拷問しているさまを日々目撃している4人の教員が証言した。詳細はリンクへ。

リンク:https://jp.bitterwinter.org/han-teachers-in-xinjiang-save-uyghur-children/  2019年9月13日


「中国臓器狩り」戦慄の手口 亡命ウイグル人の元医師が激白

NEWSポストセブン:「いまも新疆ウイグル自治区に住む母と兄弟に連絡を取ろうとしても、電話が通じるのは母だけです。しかも最近は以前より明らかに口数が減り、私が何を聞いても母は『大丈夫よ』と繰り返すのみ。正直なところ、祖国にいる家族の身が心配です」──こう打ち明けるのは、今年8月に来日した英国在住ウイグル人のエンヴァー・トフティ氏(56)。中国国内におけるウイグル人への人権弾圧を世界が問題視する中、トフティ氏は故郷に残した家族の身を案じる毎日を過ごす。元外科医であるトフティ氏は「中国臓器狩り」についてどう語るか。詳細はリンクへ。

リンク:https://news.livedoor.com/article/detail/17086554/     2019年9月15日


ウイグル人学者の死刑 阻止を

産経新聞:大学の学長を務めた2人の高名なウイグル人学者が近く、中国当局によって処刑される可能性が高いとして、国際人権NGOアムネスティなど複数の人権団体が9月中旬から死刑執行停止を求める活動を展開している。「大学の学長に対する死刑の執行は、執行されれば、中国が文明開化して以来、最大の恥となる」と、海外に亡命している民主化活動家が公開書簡で訴えている。詳細はリンクへ。

リンク:https://special.sankei.com/a/international/article/20190918/0002.html     2019年9月18日


米国上院のウイグル人権政策法案の通過 - 新疆の人的被害の終わりの始まりか

Bitter Winterニュース:「ウイグル人権政策法案」が米国下院で可決されれば、中国の犯罪を糾弾する世界初の法案となる。詳細はリンクへ。

リンク:https://jp.bitterwinter.org/is-it-the-end-of-human-suffering-in-xinjiang/     2019年9月21日

 

米国上院で、ウイグル人権政策法案が全会一致で可決!下院でも可決の見込み!

日本再興ニュース:新疆における重大な人権侵害を非難し、恣意的な拘束、拷問、嫌がらせをやめさせるために作られたウイグル人権政策法案が、米国上院で全会一致で可決された。詳細はリンクへ。

リンク:https://nippon-saikou.com/884      2019年9月21日


「21世紀で最も残酷な監視社会」ウイグルで今起きていること

NEWSポストセブン:多くの在日ウイグル人は親族や知人が再教育施設に収容されたり、連絡が取れなくなったりしている。中には親族が10人以上収容されたり、ある日突然、『〇〇さんは再教育施設で急死しました』と連絡がきたりするケースもある。詳細はリンクへ。

リンク:https://www.news-postseven.com/archives/20190923_1453389.html  2019年9月23日


米国務長官 国連で中国のウイグル族政策批判

NHKニュース:アメリカのポンペイオ国務長官は国連総会に合わせて中央アジア各国の外相との会議を開き、中国のウイグル人たちに対する政策について「文化を消そうとしている」と強く批判した。アメリカは国連総会で各国と連携をはかり、中国への圧力を強めたい考えで、米中の対立がさらに深まりそうである。詳細はリンクへ。

リンク:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190923/k10012095291000.html     2019年9月23日


トランプ氏「信仰の自由」で独自会合 ウイグル女性が中国批判

NHKニュース:アメリカのトランプ大統領は、国連本部で温暖化対策サミットが開かれる中、信仰の自由をテーマにした独自の会合を開き、世界では今も宗教的な抑圧が続いているとして各国に行動を呼びかけた。またアメリカのポンペイオ国務長官は各地で宗教的な迫害を受けている人たちを紹介し、このうちウイグルの女性は「中国政府は宗教的な自由は脅威だと考えている」と述べて批判しました。詳細はリンクへ。

リンク:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190924/k10012095731000.html     2019年9月24日


米、新疆ウイグル自治区での弾圧に関する会合を主催

産経新聞:【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米政権は24日、国連総会に合わせ、中国がウイグル人を弾圧している問題に関する会合をニューヨーク市内で主催した。詳細はリンクへ。

リンク:https://www.iza.ne.jp/kiji/world/news/190925/wor19092518280012-n1.html     2019年9月25日


後ろ手に手錠、目隠しの男性たち 移送されるウイグル族の動画が公開

大紀元時報:最近、数百人のウイグル族とみられる男性たちを中国警察が収容所に移送する動画が、共有サイトに投稿された。豪州の研究員は、衛星写真や日陰の長さなどから、新疆ウイグル自治区のコルラ市で2018年4月あるいは8月に撮影されたものと推定している。詳細はリンクへ。

リンク:https://www.epochtimes.jp/p/2019/09/47586.html      2019年9月25日


ウイグル問題で米中が応酬 国連安保理の公開討論

NHKニュース:国連の安全保障理事会でテロ対策をテーマにした公開討論が開かれ、アメリカの代表が中国は新疆ウイグル自治区でテロ対策を口実に大勢のウイグル人たちを抑圧していると批判したのに対し、中国の代表は反論した。詳細はリンクへ。

リンク:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190926/k10012099851000.html     2019年9月26日


中国報道官「強烈な憤り」 「力強い反撃」表明も 米の香港人権法案可決に

産経新聞:中国外務省の耿爽(こうそう)報道官は26日の記者会見で、米上下両院外交委員会が可決した香港人権民主法案について「公然と香港の過激勢力や暴力分子の後ろ盾となり、中国の内政に干渉している」と非難し「強烈な憤りと断固とした反対」を表明した。詳細はリンクへ。

リンク:https://www.sankei.com/world/news/190926/wor1909260040-n1.html     2019年9月26日