米下院、ウイグル人権法案が通過
ウイグルタイムズ 12月4日投稿
Boran;チェック:Yasin
ワシントン時間2019年12月3日15:00時に(東京時間12月4日5:00時)、下院本会議は、ウイグル人に対する人権侵害を巡り、中国政府当局者に制裁を科すウイグル人権法案を賛成406、棄権24、反対1、の圧倒的多数で可決した。
同法案は今年の9月11日に、全会一致で上院を通過した「2019年のウイグル人権策法案S.178」を修正したものであり、ウイグル人抑圧に関わる中国当局者への制裁、ウイグル人の監視に用いられる機器の輸出規制等が加わったものである。
議員らは、中国に対する人権法の設立のため、下院と上院の法案の違いを考慮し、年末までに議会を迅速に通過できる修正案を可決した。本法案は次に上院を通過すれば大統領に送付される。トランプ大統領がサインすれば法律として成立することになる。
ウイグル人権法案の可決に対し、中国外務省は4日、「中国は強い憤慨と断固とした反対を表明する」と非難の声明を発表した。
参考:
Bloomberg:U.S. House Passes Xinjiang Bill, Prompting Threat From China
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