ウイグルの有名な学者は逮捕され、今まで連絡がなし
ニュース源:ジオ・フリー・アジア・中国語部
https://www.rfa.org/mandarin/yataibaodao/shaoshuminzu/nu-01042019102226.html
日本語翻訳:《ウイグルタイムズ》ボランティアー: Ilik
編集:Boran
ウイグル人の著名なアラビア語教科書の専門家で、新疆 (東トルキスタン) カシュガル大学で長年教えてきたMutalip Sidikh Qahiriは、昨年9月の逮捕以来、連絡がなかった。これは、中国当局政府が近年、新疆 (東トルキスタン)のウイグル人学者を逮捕してきたことを示す強力な証拠である。
ラジオ・フリー・アジア・ウイグル語部は昨年11月22日、68歳のカシュガル大学の学者兼准教授Mutari Sidick Kahriが、ウイグル語と文化、そしてアラビア語教育について書いた本のことで昨年9月に中国当局によって逮捕されたと報じた。
現在ドイツで勉強しているKahariの息子Tahir Mutalip Qahiriは、父親の現状について非常に心配しているが、彼の故郷の親戚や知り合いに連絡することはできない。 ラジオ・フリー・アジア・中国語部の記者とのインタビューで、彼は父親の体調が良くないため、非常に心配していると言った。
「2017年から家族や知り合いからの連絡がなかったため、私は今何が起こっているのがわからない。一番心配しているが、父の体調である。彼は68歳で、体調はあまり良くない。 彼が逮捕された後、私は彼の現在の状況について何の情報も得られなかった。」
Kahri氏は、ウイグル文化に関する7冊の本、40冊以上の学術論文、および11冊のアラビア語の教科書を執筆し出版している。 報道によると、Kahri氏の出版された作品の中で最も有名なものは、2010年に出版された「ウイグル名の宝」である。 この900ページの本は、ウイグル語研究の分野で最も学術的な業績の1つである。
しかし、中国当局はKahri氏の作品について記事を作り、「宗教とアラブ文化の促進」の容疑で彼を逮捕した。 Kahri氏の逮捕は、ウイグル族の知識人が中国政府の攻撃の標的になったことのもう一つの強力な証拠である。
Tahar Kahri氏は記者に対し、ウイグル人の学者たちは中国の憲法と法律に従って、ウイグルの言語と文化を研究し、関連作品を書いて出版しているため、父親は罪を犯していないと繰り返し強調しています。 しかし、中国当局は、中国の憲法と法律に違反して、父親のような学者を逮捕した:
「父は逮捕された、これは違法だと思う。彼は法を破ることがしていない。ウイグル語と文化を研究し、関連本を書くことは違法ではない。彼の研究と執筆のために彼を逮捕したのは中国憲法にも少数民族に関する中国政府の様々な法律にも適合していない。 これは私が言いたいことで、私は新疆(東トルキスタン) 現状についてはコメントしたくない。」
Kahri氏は逮捕された唯一のウイグル学者ではない。 海外のウイグル人権団体の統計によると、近年では200人以上のウイグル人学者や学生が失踪し、自由を失っている。
世界ウイグル会議の代弁者Ilxat Hesenは中国当局がウイグル人学者を逮捕し、何百万のウイグル人を刑務所に収容している、国際社会は、中国政府のこの慣行を非難することだけ限れなく、強力な制裁をするべきだと主張している。
一方、国際社会が再教中国当局による新疆(東トルキスタン)イスラム教徒の大規模な拘禁を強く非難しているところ、1月3日に、中国の全国統一戦線部はその公式のwechetで、過去2年間で、112万人以上の新疆の幹部と170万人の各民族での人々とペアになり、「国民の団結と家族」のテーマを基準にして何万ものイベントが開催されていた。 しかし、そのような活動が人民から歓迎されるかどうかは大きな疑問である。