2018年ウイグルに関する最も影響力のあるニュース写真10選
日本語翻訳:ウイグル・タイムズ/日本語部 ボランティア: Ilik
編集者:Boran
ウイグルタイムズは、公正、公平、真実の原則に従って、2018年に海外のメディアでウイグルに関する最も影響力をもった写真10枚を選んだ。選ばれた写真は、ソーシャルメディアに対するクリック数や閲覧数が多いだけでなく、広く知られている国際メディアにも広く普及している。また、今のウイグル人の現状を表している。
2019年の前日、人類の歴史が新しいページをめくるとき、ウイグルタイムズは2018年の東トルキスタンウイグル人の苦しみを日本の方々と共有するために10枚のニュース写真を慎重に選んだ。
No. 1「これが強制収容所である」
この写真は、実際の「再教育強制収容所」のシーンから2018年に撮られたもので、海外のソーシャルメディアに急速に広まった。東トルキスタンの「再教育強制収容所」を説明するために世界中の様々な人権団体によって使用されている象徴的なイメージの1つになった。この写真で撮影された「再教育強制収容所」の具体的な地理的な位置などの情報はまだ不明だが、その写真が本物であることが一部の人々によって証明されている。
No. 2「あなたとの結婚は私の願いじゃない」
ウイグルの若者の大多数が「再教育強制収容所」に投獄され、中国政府は誘惑を強要し、ウイグルの若い女性を漢民族と結婚させた。この写真で漢民族と強制的に結婚した若くて美しいウイグル人女性は悲しくて泣いていた。それはこの屈辱的な歴史を記録するための最良の証拠となった。
No.3「私の愛する子供たち……」
両親を失った子供達の哀れな表情を見た人々の心が痛くなる。ウイグルタイムズから作られたこの写真は公開されてから僅かの時間で観覧回数が10000を突発したことが明らかになった。この写真はウイグル人の現状の悲惨な命題の一つをよく表せた。
No.4 「銃弾の費用を払うから、私の母を殺してくれ!」
カシュガル出身でビジネスマンであるAbdurahman Hesen氏は、沈黙を破り、2018年1月にトルコの独立系メディアIstiqlal TVで、母親が「再教育キャンプ」で受けた肉体的および精神的損害、拷問について世界に語った。Abdurahmanさんは「年を取った母は虐待に耐えることができない。中国政府よ、私が銃弾費を払っても良い、弾丸で母の痛みを終わらせてくれ。私は彼女が毎日拷問される姿を想像したくない」と語った。
No.5 「私は非常に苦しめた」
Omer Bekaliさんは「再教育強制収容所」中での恐怖な現状を全世界のメディアに述べた第一目撃者になった。彼はカザフスタン国籍だからこそ、強制収容所から放送し、自由になった。Omerさんは様々なメディアのインタビューを受け、強制収容所の現実を語った時いつも涙を流してしまう。
No.6「警察に死を懇願した」
恐怖な強制収容所を経験したウイグル人女性Mehrigul Tursunはエジプトの国民であることで、中国政府のキャンプから脱出できた幸運なもう一人である。彼女は記者に「私は警察に私を殺してくださいと頼んだ」と言った時の悲しみと涙の瞬間は永遠にカメラに記録された。彼女の経験を聞いたどんな人も冷静に得られないでしよう。中国共産党は将来いつか恥のコラムに釘付けになるでしょう。
No.7 旗を振りながら、叫んでいる孤独なヒーロー——Salih Hudayar
他の人がどんな解説しても、Salih Hudayarは6ヶ月間米国議会の前でデモをした。この写真では、彼はウイグルの伝統的な花の帽子(ドッパ)をかぶって、東トルキスタンの国旗を振っている姿は多くの人に深い印象を残した。彼の英雄的な姿は、多くの東トルキスタン人にとって戦士の象徴となっている。
No.8「シングルデモパイオニア–Abdurehim Gheni」
オランダの国民であるウイグル青年、Abdurehim Gheni氏は土壌分析研究の専門家である。彼は、東トルキスタンの親戚と連絡が取れなくなったため、2018年中頃からオランダの首都、アボタンのデンマーク広場でシングルデモを開催し始めた。Abdurehim氏は、天気が寒いだろうが熱いだろうが気にせず世界中からの観光客に東トルキスタンとウイグル族の現状(East TurkestanとUighursの現状)を宣伝している。Abdurehim氏の不屈な形象を表すこの写真は全世界東トルキスタン人の高い評価を得た。
No.9「青地に白一つ月と五角星の国旗の仮面少女」
2018年は世界各地でウイグルに関するデモが一番多い一年だった。ますます多くのウイグル人女性が抗議行動に積極的に参加している。この貴重な写真では、彼女達のマスクのイメージは中国共産党に対する彼女達の憎しみを象徴し、独立と自由の追求に対する彼女達の確固たる信念を象徴している。
No.10「Googleに抗議した勇敢な動き」
2018年、世界最大のインターネット技術企業であるGoogleのCEOであるSundar Pichai氏に対し、米国の法規定に関する公聴会が米国議会で開かれた。公聴会の前に、グーグルは中国政府と協力して100万ドルのウェブ検索エンジンの立ち上げを計画していた。この計画では、Googleが海外のウイグル人を含むすべての反共産主義活動家に関する個人情報を中国政府に提供する項目が含まれていることが明らかになった。聴聞会中、若いウイグル人、Tahir Imin Uighurianが突然会場の裏口に現れ、グーグルの中国共産党との協力に抗議するためにグーグルのロゴと中国の旗でロゴを合成したプレートを持ち上げた。彼の行動は議会のメンバーとメディアの注目を集めた。この写真は、TwitterやFacebookなどのソーシャルプラットフォームで100万回以上転送された。その後、グーグルは中国政府との協力計画を中止すると発表した。