Year: 2019

中国は東トルキスタンでイスラム教徒を抑圧、回族は心配

北京牛街、礼拝している回族(AP通信) ニュース源:VOA 日本語翻訳:《ウイグルタイムズ》ボランティアーKurash 編集:Boran 中国当局の東トルキスタンでイスラム教を信じるウイグル族への抑圧の強化につれ、イスラム教を信じる回族も脅威を感じている。AP通信が金曜日(12月28日)に北京からの報告によると、残酷な文化大革命(1966-76)後に生まれた今年39歳の回族詩人であるCui Haoxin(崔浩新)(筆名:安然)は脅威を感じている回族の一人である。 文化大革命の間に、中国で二番目に大きいイスラム教徒のグループであった回族の人々も紅衛兵の拷問を受けた。それ以来、回族の人々は基本的に政府を支持してきたので、彼らは中国で最大のイスラム教徒の民族ウイグル族が受けた迫害を受けていない。 しかし、状況は変わり始めている。Cui Haoxinは「多分歴史が繰り返されている」と心配している。彼は中国を統治している中国共産党に責任を取るように呼び掛けようとする時に、自分の身元安全にも心配している。 以前、Cui Haoxinは東トルキスタンのウイグル人の運命について、彼の懸念を公的に表明した。 その後、中国の警察は彼を逮捕し、外国のメディアを含むすべてのメディアに東トルキスタン問題及び宗教問題についてコメントしないように警告するなどして彼を嫌がらせした。 Cui Haoxinは暴力が発生するのではないかと心配している。 彼は「人は尊厳がある。人にとっては、これが彼の底線である。もし、迫害があまりにも耐え難いのであれば、何かが起きたら、それは災難になるかもしれない」と語った。 現在、イスラム教を信じる百万人以上のウイグル人が強制収容所に入れられていると考えられている。中国共産党当局はこれらの強制収容所は職業訓練センターであると主張している。しかし、ウイグル人と海外の多くの観察者は、収容所に入れられている人々の多くは教授や看護師などの専門家であり、80歳の老人もおり、中国共産党の声明は明らかに嘘であると述べている。いわゆる職業訓練センターでは人々はどのような訓練を受けているかは想像し難い。 外国メディアは寧夏回族自治区では東トルキスタンで実施されている大規模な監視制度などを開始され、寧夏回族自治区が「東トルキスタン化」されていると報じた。中国共産党中央機関新聞「人民日報」の サブ新聞である「環球日報」は12月24日に「欧米、特にアメリカのメディアには、最近、東トルキスタンの統治に対する攻撃がまた出現している。さらに、一部のメディアは寧夏など西部のイスラム教徒の人口が多い地域は東トルキスタンのやり方をし、イスラム教徒への監視を実施している。歴史は彼らがそうするのが恥ずべきことであると証明すると述べた」とソーシャルコメントを発表した。 「環球日報」のソーシャルコメンターは、「アメリカのメディアは寧夏でのカメラ設置の拡大と“便民警察局”の設置をと解釈している。彼らは中国の沿岸地域におけるカメラ設置の大規模な普及をどう解釈するか分からない。彼らが「朝陽大媽」現象についてどう思うか分からない」と述べた。

「再教育強制収容所」の検査チームに対処するために、中国当局は東トルキスタンで様々な幻想を作成し始めている

ニュース源:自由アジアラジオ(2018/12/7) https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/siyaset/lager-12072018185456.html 中国語翻訳:ウイグル・タイムズ/中国語部  http://weiwuer.com/?p=927 日本語翻訳:ウイグル・タイムズ/日本語部  ボランティア: Kuk bure, Yasimen 編集者:Boran 12月7日に報じられた米国ラジオフリーアジアラジオウイグル局によると、CCPの東トルキスタン当局は、「再教育強制収容所」を目的とした様々な改革を積極的に展開し始めた。「再教育強制収容所」を訪問する可能性がある検査チームに対処するため、「人権行動」の幻想と「平和で満足に住んでいて働いている地元住民」という誤った場面を作るためである。現時点では、どのメディアやグループも検査チームに関する特定の情報を公表していない。     中国当局は、将来の国際人権団体調査チームを欺くために、新疆(東トルキスタン)のAksu(アクス)市のAwat(アワティ)地区にある「再教育強制収容所」フェンスワイヤーフェンスとカメラの一部を改装し始めた。同時に、情報筋によると、アワティ郡の2番目の「再教育転換センター」に当初拘束されていた5,700人のうち2,700人が、アワティ郡の1番目と3番目の「再教育転換センター」に移された。   資料によると、「Aksu市のAwat地区の2番目の再教育移転センター」となった「再教育強制収容所」は、将来調査に来るかもしれない検査チームに会うために改造されている。調査当局の質問に答えると、中国当局は地元住民に「口径を統一する」よう指示し始めた。 「あなたの郡には再教育強制収容所はいくつありますか」という質問に地元の住民が答えるよう求められたときは、統一された方法で「1つだけ」と答えるべきだ。   「Aksu市のAwat地区第2再教育変革センター」は、検査チームを欺くために変革されている「再教育強制収容所」である。資料によると、「強制収容所」の周囲の壁に配置された金網は部分的に解体されており、セル内の一部のカメラとセルウィンドウの外側の鉄製の手すりも削除されている。   ラジオフリーアジアの記者は、情報源の信頼性を検証するために、アクス地方のアワティ郡の関連部門に電話をかけた。当局の職員は、「正確な情報を提供することはできない」と述べ、その詳細は公式の書面でしか入手できないと記者に語った。   アメリカのラジオフリーアジアがインタビューした現在中央アジアに住んでいるウイグル人は、彼が知っている東トルキスタンイリ地域の現状を記者団に明らかにした:“そこにいる親戚の話によると、コミュニティと地方公安局が戸別訪問をし、住民達に「検査チームが来るかもしれない」と伝え、もし来たら検査チームによって提起されるかもしれない質問に対し政府が決めた統一された答えを暗唱して口述するよう要求されています。また、地方自治体当局は、住民が生活上の困難を検査チームに開示することを許可せず、住民に政府の方針を賞賛し、政府を賞賛するように命じています。「再教育強制収容所」の問題について質問された場合は、検査チームに情報を開示しないよう要求されています。”  ...