豚肉の摂取を拒否、新疆 (東トルキスタン) カザフ族の学生は抑圧された

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ニュース源:ラジオ・フリー・アジア

原本:https://www.rfa.org/mandarin/yataibaodao/shaoshuminzu/ql1-12172018092849.html

作者:Qiao Long

日本語翻訳:《ウイグルタイムズ》ボランティアー Bilge

   編集者:Boran

公開日時:2019年01月29日

2018年12月10日、新疆 (東トルキスタン) のハバヘ (Habahe)郡とバルチン(Burqin) 郡のカザフの小、中学生たちは豚肉の摂取を拒否するために抗議したが、当局は彼らを解散させた。我々に明らかにした多くのイスラム人によると、学生はハンガーストライキを行ったが、警察に連れ去られた。さらに、12月16日、アルマトイの中国総領事館外のカザフスタンに住むカザフ人が、新疆 (東トルキスタン) 当局による親戚や友人の拘禁に対し抗議し、当局に直ちに解放するよう要求した。

新疆 (東トルキスタン) 北部のアルタイ地方から来たカザフイスラム教の学生は地元の当局者によって豚肉を食べることを強制したが、拒否した。この地域ハバヘ郡のムスリムたちは日曜日(16日)に約400人のカザフ人の学生が抗議のために逮捕されたことを明らかにした。情報提供者によると、ほとんどの人々はまだ行方不明である。「1週間前、ハバヘ郡学校の生徒たちは豚肉を食べるように強制されたが、彼らはハンガーストライキを行った。彼らが拘束された後どこに連れていかれたのか誰もわからない」。

抗議した学生たちは豚肉冷蔵倉庫に閉じ込まれた

私達に情報を提供した方によると、ブルチン郡でムスリムの学生たちは「豚肉は食べない」と抗議したが、警察に逮捕された。ハバヘ郡は現在警察に囲まれており、周辺の人々はHaba川に入ることが許されていない。また、Tacheng地区のToli郡、Emin郡、Wusu市は閉鎖されている、という。

我々の記者は月曜日にハバヘ郡とバルチン郡教育局と中学校に電話したが、電話にでる人がいなかった。カザフスタンに住んでいるカザフ人女性によると、彼女も新疆 (東トルキスタン) のハバヘ郡が警察と軍隊によって封鎖されていることを聞いた、という。彼女はこういう「新疆 (東トルキスタン) のイスラム教徒は現在豚肉を食べることを強いられているので、ハバヘ郡の学生たちは“豚肉を食べない”と抗議したが、そのニュースは厳しく封印された。」彼女はまた、「新疆(東トルキスタン) の人々にとって、抵抗して死ぬか、警察によって侮辱されて死ぬか、洗脳されて死ぬか、死ぬしか道はない」と述べた。

豚肉を食べさせるだけでなく、イスラム教徒に豚を飼うことを強制

サンジーチタイ郡の若いムスリムビジネスマンは記者団にこう語った:「政府は、イスラム教徒が豚に触れないことを知っている。しかし、大きな養豚場が建設された。政府職員が少数派幹部や大衆に豚肉を食べるよう強制することは一般的なことだ。」彼はまた、「はい、はい、私も聞いた(学生の抗議)。これは、新疆 (東トルキスタン) では一般的なことであり、事実だ。サンジ、チタイとジムサールの間に、政府は現在大きな養豚場を建設しており、カザフ人や他の少数民族が養豚場で働くことを余儀なくされている」と述べた。

China Feed Information Networkによると、Xinjiang Dabei Agricultural Groupは、2018年4月9日に同社の大規模起業家精神の戦略的レイアウト、および新疆 (東トルキスタン) の地域規模の養豚場のレイアウトと呼ばれる投資発表会を開催した。新疆 (東トルキスタン)、長治県Jimsar郡三台鎮で50万頭豚繁殖プロジェクトが計画され、第一段階の建設投資は8000万元で、第二段階の建設は第一段階の実施に従って決定される。プロジェクト全体が完成後、総投資額は約10億元になると述べた。

若いムスリムビジネスマンは「イスラム教では豚肉を食べることが禁じられている。これ以外にトラ、オオカミ、ライオン、タカ、その他の動物など、多くの鳥や獣を食べることも禁じられている。カザフ人はイスラム教徒であり、豚を飼うことはできず、豚に触れることさえできない。私たちは昔から豚に触れたことがない」と述べた。

カザフスタン人権団体のボランティア青少年団体Atajurtによると、新疆 (東トルキスタン)強制収容所に拘禁されている少数民族にはキルギス族も含まれているようだ。 11月23日と27日、海外に住むキルギス人たちがカザフスタンとキルギスタンで初めて記者会見を開いた。組織によると、5万人のキルギス人が新疆(東トルキスタン) の強制収容所に拘禁されている、という報告があった。

12月16日、カザフスタンに住む数十人のカザフ人が、アルマトイにある中国総領事館の前で、新疆 (東トルキスタン) 当局に親戚や友人の拘禁に対し抗議し、親戚や友人を早く解放するよう要求した。

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